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LINEヤフー、中高生向けワークショップ「サマーキャンプ2025」を実施

LINEヤフー株式会社が、東京都千代田区の本社で中学生・高校生を対象とした「サマーキャンプ2025」を2025年7月28日(月)から8月1日(金)まで開催

LINEヤフー株式会社は、2025年7月28日(月)から8月1日(金)までの5日間、東京都千代田区の紀尾井町本社で中学生・高校生を対象とした「サマーキャンプ2025」を開催する。

参加者は延べ約100名で、最先端技術や情報モラル、クリエイティブ体験を組み合わせた多彩なプログラムを日替わりで提供。参加者は、生成AIを利用したキャリア探究やSNSリテラシー、フェイクニュースの見抜き方、ビッグデータ分析など、次世代IT人材に必要なスキルを実践的に学ぶ。

ワークショップでは、LINEヤフーの社員が講師を務める。初日の7月28日(月)は、LINEスタンプを制作しながらSNSのリスクを学ぶプログラムを実施。29日(火)と30日(水)は、東京都の職業体験プログラムと連携し、隅田川花火大会の人流データを利用。参加者は、ビッグデータ分析ツールで社会課題を解決するサービスを企画する。

31日(木)は、フェイクニュースや闇バイトの見抜き方に関するケーススタディを体験。最終日の8月1日(金)は、生成AI「LINE AI」と対話しながらキャリアを探る「未来の自分発見プロジェクト」を実施し、自分の強みや将来像を深掘りして、アクション計画の作成を目指す。

総務省が15歳以上を対象に実施した「ICTリテラシー実態調査」では、約9割が「正しい情報の探し方」や「安全なネット利用」など、デジタル社会の必須スキルの重要性を感じている一方で、「身に付け方がわからない」などの理由から、約8割が学習に取り組めていないことが明らかとなっている。

これらの課題を踏まえ、LINEヤフーは中高生の夏休み期間を活用し、端末操作だけでなく実践的にIT技術に触れる機会を提供。若年層の「使えるデジタル力」を底上げすることを目的としたサマーキャンプを開催することにしたという。