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LINEヤフー×朝日新聞、クイズで情報の判断力を身に付ける「ニュース健診2024」を提供

LINEヤフー株式会社と株式会社朝日新聞社が、クイズを楽しみながら正しい情報の判断力を身に付けるコンテンツ「ニュース健診2024」をYahoo!ニュースで提供開始

 LINEヤフー株式会社と株式会社朝日新聞社は、クイズを楽しみながら情報を正しく判断する力を身に付けるコンテンツ「ニュース健診2024」を提供開始した。情報の生活習慣をクイズ形式でチェックするもので、LINEヤフーの「Yahoo!ニュース」内に開設する。

 ニュース健診2024のクイズや解説コンテンツなどは朝日新聞社が制作、LINEヤフーがYahoo!ニュースのプラットフォームを通して同コンテンツを配信する。

同コンテンツは、ニュースや情報に対する判断力を「見分ける力」「読みとく力」「発信する力」の3つに整理し、コースごとに5問のクイズを出題。正解数に応じて診断結果と情報を見極めるための「処方箋」や有識者の見解などが表示される。

コンテンツの進め方

 同コンテンツを両社が提供した背景は、インターネットにおいて偽情報や誤情報が問題になっているためだ。LINEヤフーは、ファクトチェックを推進するNPO「ファクトチェック・イニシアティブ(FIJ)」に法人会員として参加。朝日新聞社も2021年にFIJのメディアパートナーに加わり、FIJのガイドラインによって情報の真実性や正確性を判定して読者にニュースを配信しているという。

 これまでにもLINEヤフーは2022年にこのコンテンツの第1弾となる「Yahoo!ニュース健診」を配信、朝日新聞は情報読解力を向上させる取り組みとしてアプリで時事クイズ「ニュースQ」を毎日配信し、学校で新聞を教材として活用する「NIE(Newspaper in Education)」や「SDGs出張授業」などの活動を行っている。

 同コンテンツによって、フェイクニュースや災害時のデマ情報、SNS詐欺、フェイク画像といったキーワードのほか、情報に接する際の心構えや基礎知識などを知ることができる。家族や友人など、周りの人を守るためにもニュースや情報に対する判断力を磨くことが重要といえるだろう。