ニュース

練習内容は生徒が決める! 部活動改革「佐賀モデル」を市報で紹介

佐賀市役所が、市報さが11月1日号の特集記事で、「認定地域クラブ」の現場の声や今後の展望を紹介(出典:佐賀市役所、以下同じく)

佐賀市は、少子化や教員の働き方改革に伴う部活動の地域展開に関し、市報さが11月1日号の特集記事で、「認定地域クラブ」の現場の声や今後の展望を取り上げたことを発表した。

佐賀市では従来の部活動をそのまま地域に移すのではなく、子供たちの主体性を育む独自の「佐賀モデル」を進めている。

佐賀モデルでは、部活動の活動時間を週8時間程度とし、限られた時間の中でどのように練習するのかを生徒自身が考え、話し合って活動を進める。地域の指導者やスポーツ団体、家庭が一体となって子供たちの「やってみたい」をまち全体で支える新しい取り組みだ。

取り組みの具体例が、2026年9月から佐賀市の認定地域クラブとして活動を始めた「城北バスケットボールクラブ」だ。同クラブでは、認定を受けたことで校区外の生徒も参加可能となり、異なる校区から集まった仲間が切磋琢磨(せっさたくま)できる環境が整ったという。

城北バスケットボールクラブの指導には、城北中学校教諭の米倉氏らが携わる。指導者が一方的に指示するのではなく、「子供たちの思いを引き出す」対話スタイルが特徴となっている。

市報さが11月1日号│特集記事

佐賀市は、部活動改革が子供たちだけでなく地域コミュニティの活性化や指導者の活躍の場づくりにもつながるとしている。地域のスポーツ団体や企業、大人がそれぞれの経験や得意分野を生かして活動に協力し、指導者の活躍の場を広げるようにする考えだ。

さらに、適切な活動時間を保つことで、子供たちが学習や趣味、家庭や地域で過ごす時間を持ち、自分らしく成長するゆとりを持たせることも目指している。

佐賀市では、健全で持続可能な「教育環境」と「文化・スポーツ環境」を創り出していくために、今後も学校部活動の適正化(佐賀モデル)を進める方針だ。また、地域とともに子供たちの多様な価値観、考え方に応えることができる選択肢を創出し、幅広い活動機会の確保に取り組むという。