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高校の「探究」は大学でどう生きる? 高大接続フォーラムを12月5日に京都で開催

京都高大連携研究協議会が、「第24回高大連携教育フォーラム」を2026年12月5日(土)に開催(出典:公益財団法人大学コンソーシアム京都、以下同じく)

京都高大連携研究協議会は、高校と大学の教職員などを対象に「第24回高大連携教育フォーラム」を2026年12月5日(土)に開催する。高校での探究的な学びが大学教育へとどのように接続しているのか、高大双方の視点から現状を共有し、理解を深めることが目的。

同フォーラムでは、高校と大学の接続教育に関する国内動向の情報共有や、京都における取り組みを発信。京都高大連携研究協議会は、京都府教育委員会、京都市教育委員会、京都府私立中学高等学校連合会、京都商工会議所、公益財団法人大学コンソーシアム京都で構成されている。

2025年度の大学入学者選抜では、総合型・学校推薦型選抜を実施する大学・学部が9割を超え、入学者も5割を上回った。同協議会によると、探究活動を評価する選抜も増える一方、探究活動が入試対策に矮小化される懸念や、大学での学びやキャリア形成につながっているのかという疑問が指摘されているという。

13時15分からの基調講演では、文部科学省 高等教育局長の合田哲雄氏が「2040年の社会・地域・デモクラシーと公教育」をテーマに登壇。生成AIの進化に伴う社会や産業の変化を踏まえ、高校の理数教育や大学の理工・デジタル分野の拡充、進路選択に対する社会の認識などを取り上げる。

基調講演では、文部科学省 高等教育局長の合田哲雄氏が登壇

14時20分からは、高校と大学の教職員が6つの取り組みを報告する。

京都市立日吉ケ丘高等学校の栗村隆太郎氏は、探究学習とキャリア教育をつなぐ進路指導部と企画部の役割を紹介。京都先端科学大学附属中学校高等学校の伊吹侑希子氏は、地域・企業・大学などと連携した「SDGs飯プロジェクト」を含む探究活動について報告する。

京都府立鳥羽高等学校の島﨑道朗氏は、挑戦と協働を重視した「イノベーション探究」の成果と課題を紹介する予定だ。

大学側からは、京都文教大学の井出大地氏と野々口勇人氏が、高大連携から総合型選抜、入学前教育までを一体的に進める取り組みを報告。福知山公立大学の倉田良樹氏は、高校の探究学習を発展させる高大接続における課題を取り上げる。

さらに、京都大学の楠見 孝氏は、教育学部の特色入試(総合型選抜)における探究的な学びの評価と、高校での探究を大学の研究につなげる初年次授業「統合型複合科目」を紹介する。

高校・大学の現場から具体的な事例を紹介

16時からは3会場に分かれ、高校と大学の双方の視点から探究学習と高大接続について意見を交換。17時30分からは各会場で話し合った内容を全体で共有する。

3会場で、探究的な学びと高大接続の在り方について議論

開催時間は13時から18時まで。定員は、基調講演・事例紹介・全体共有が先着200名、意見交換会は各会場40名となる。参加費は京都府内の高等学校・大学関係者が1,000円、それ以外は2,000円で、レジュメ・資料代を含む。

参加には事前申込が必要で、締切は2026年11月26日(木)の17時まで。定員に達した場合は受付を終了する。参加費の支払期限は12月1日(火)で、クレジットカード決済、コンビニ決済、口座振込に対応。なお、今年度から資料集は紙で配布せず、PDFデータを事前に提供する。