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高校のプログラミング教育と教務DXの支援を強化、GMOメディア×paiza

大学入学共通テストの「情報I」を見据え、無償提供サービスを拡大

GMOメディア株式会社がpaiza株式会社と連携し、高校生のプログラミング教育や教員の教務DXへの支援を強化

GMOインターネットグループのGMOメディア株式会社は、paiza株式会社との連携を2024年9月11日に発表し、高校生向けのプログラミング教育と教務DXの支援を強化することを明らかにした。

GMOメディアは「コエテコStudy by GMO」、paizaは「paizaラーニング 学校フリーパス」を提供しており、今回の連携により両社のサービス利用者に向けた最新情報提供やキャンペーンやイベントの実施、新コンテンツ制作が予定されている。

両社は、高校生へのプログラミング教育支援や教員の教務DX促進に向け、2024年9月からメールマガジンやWebサイトを通じて最新情報を提供する。

特定非営利活動法人みんなのコードがまとめた「2022年度プログラミング教育・高校「情報I」実態調査報告書」によると、専門知識を持つ教員の不足や学習教材の準備など、教育現場では高校生のプログラミング教育に多くの課題を抱えている。

GMOメディアの「コエテコStudy by GMO」は、生成AIを利用して「情報I」に関する3,000問以上の問題を作成して小テストを実施できるサービスで、2025年3月31日まで無償提供される。一方、paizaの「paizaラーニング 学校フリーパス」は、動画や演習課題を利用できるオンラインプログラミング学習サービスであり、小中高、大学、専門学校向けに無償提供されている。

今回の連携によって、両社はプログラミング教育支援をさらに強化し、大学入学共通テストへの「情報I」追加を見据えて、受験対策としても活用できるサービスの提供を目指すという。