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内田洋行とGMOグローバルサイン・HDが協業、大学証明書発行サービスなどを強化

内田洋行とGMOグローバルサイン・HDが協業

 株式会社内田洋行とGMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社(GMOグローバルサイン・HD)は2月1日より、DX推進に向けた公共・文教の電子契約・電子署名で協業することを発表した。このなかには内田洋行の証明書自動発行機「パピルスメイト」についても連携、採用活動時に偽造や改ざんのリスクを低減した証明書発行が可能になるという。

 今回の協業では、自治体のDX推進を支援する総合内部情報パッケージシステム「e ActiveStaff(イーアクティブスタッフ)」と電子契約サービス「電子印鑑GMOサイン」の連携と、学校の証明書自動発行機「パピルスメイト」と「電子署名・タイムスタンプサービス」の連携を行う。

学校の証明書自動発行機「パピルスメイト」の最新機種「パピルスメイト7」

 パピルスメイトはすでに大学などで卒業証明書や成績証明書の証明書発行機として使われていることが多いが、学生が登校しないこともできるハイフレックス授業の広がりでオンラインでの証明書発行サービス「パピルスメイト証明書学外発行サービス」も拡大、郵送だけでなく大手コンビニエンスストアでも証明書発行が可能になっている。

 今回の連携によって、2024年2月より「パピルスメイト証明書学外発行サービス」とGMOグローバルサイン・HDの「電子署名・タイムスタンプサービス」が連携、電子署名とタイムスタンプが追加されたPDFデータ証明書の提供を開始する。

電子署名とタイムスタンプが追加されたPDFデータ証明書の提供を開始

 それにより、採用活動で利用が広がるWebでの各種証明書の電子データ提出の際も、利便性向上と偽造や改ざんのリスクを低減した証明書発行が可能になる。

 さらに12月には「パピルスメイト証明書学外発行サービス」に加えて、証明書自動発行機の「パピルスメイト」との連携も予定しているという。