ニュース

内田洋行、東大の駒場アカデミック・ライティング・センター内の空間設計とICT機器を設置

内田洋行Future Class Room Laboratory

 内田洋行は、東京大学の駒場アカデミック・ライティング・センターの空間設計とICT機器の導入を行い、東京大学と、導入した教室を対象としたネーミングプランに関する協定を締結した。

 ネーミングプランによる名称は「内田洋行 Future Class Room Laboratory」で、駒場キャンパス10号館1階にあるLL 教室・視聴覚資料室が対象。駒場キャンパスの象徴的な銀杏並木に面した教室で、東京大学総合文化研究科・教養学部の学生が活用する教室のなかでも中心的なものだという。

 教室は可動式ファニチャーと、可動式と固定式モニター、壁一面のスクリーンなどを備える。可動式ファニチャーによってグループワークを行い、モニターなどにはPC、スマートフォン、タブレット等からデジタルコンテンツを投影できる。それらによって新たなコミュニケーションの創出や教育・研究活動の促進を後押しするという。

 名称の「内田洋行 Future Class Room Laboratory」はさまざな研究成果やノウハウを組み合わせながら学生同士が相互に交流を行い、啓発しあう革新的な実験場という思いが込められている。ネーミングプランの契約期間は2023年2月から2026年1月まで。

 内田洋行と東京大学の協定では、今後、東京大学 21KOMCEE(理想の教育棟)でのICT空間制御システム(codemari)の導入も予定している。

 なお、内田洋行では、高等教育の分野において、ICT学修環境の構築から学生サービスの向上支援などを行っている。これまで、協働学習教室構築では、順天堂大学、東京工業大学、宮城教育大学、大阪工業大学、小樽商科大学などでICT機器を活用した教室を構築したほか、北海道教育大学や宮城教育大学とICT人材育成に関する包括的事業連携協定を結んでいる。