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大原学園が「paizaラーニング」を導入、28校でIT人材を育成

paiza株式会社が、学校法人大原学園の28校に「paizaラーニング 学校フリーパス」の提供を開始

paiza株式会社は、学校法人大原学園がIT分野の教育を行っている28校に対し、オンラインプログラミング学習サービス「paizaラーニング 学校フリーパス」の提供を開始したと発表した。これに合わせて、東京情報クリエイター工学院専門学校と教育連携協定を締結し、IT人材育成に向けた教育体制の構築を進める。

paizaラーニング 学校フリーパスは、月額1,490円(税込)の同サービスを小学校から大学・専門学校までの教育機関に無料で提供するサービスで、全300レッスン、2,300学習動画、4,800問の演習課題を利用可能だ。

受講者は、プログラミングスキルを6段階で可視化する「paizaスキルチェック」の結果から自分のスキルに応じた学習に取り組める。2019年8月の提供開始以来、高校や大学・専門学校を中心に全国の学校で利用が拡大。2024年度の申込学校数は648校で、クーポン発行数は20万人を突破している。

今回の導入により、東京情報クリエイター工学院専門学校ではpaizaラーニングを教育カリキュラムに組み込み、学習者一人ひとりの習熟度に応じた学習環境を整備。さらに、学生のモチベーション向上を目的として実施する「競技プログラミング全国大会」でもpaizaを活用する予定だ。

また、paizaの人材データベースを活用し、大原学園における教員採用支援も行う方針で、IT業界と教育現場の連携強化による人材循環の促進が期待されるとしている。paizaでは今後も「異能をのばせ。」をコンセプトとして、スキルを可視化できる教育サービスの展開を継続していくという。