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「こどもとIT」2023年に読まれた記事ランキング、トップ10

今年も「こどもとIT」をご愛読いただきましてありがとうございました。2023年も残すところ、あとわずか。今回は「こどもとIT」でこの1年間(2023年1月1日~12月25日)にアクセス数の多かった記事のトップを「ニュース編」「記事編」に分けてご紹介します。

今年は新型コロナウイルス感染症が「5類」に移行し、学校現場や日常生活においても対面やリアルが戻ってきました。また、ChatGPTをはじめとした生成AIが普及し、社会だけでなく教育分野にも大きなインパクトを与えたのが印象的でした。

教育分野でも、さまざまな話題が駆け巡った2023年。振り返ってみましょう。

<ニュース編>GIGAスクールでも、生成AIでもない、意外な話題が1位・2位にランクイン!

「こどもとIT」では、日々、さまざまなニュースをお届けしていますが、2023年のトップ10にランクインしたのは、以下の通りとなりました。IPトランシーバーのニュースが1位となり、編集部も驚いています。

【 1位 】
アイコムのIPトランシーバー「IP200H」の販売台数が1年間で約8倍に (2023年5月23日公開)

【 2位 】
わたしが使っていた教科書を検索、思い出がよみがえる光村図書の「教科書クロニクル」 (2023年7月14日公開)

【 3位 】
不登校特例校「東京みらい中学校」が、東京都足立区に2024年4月開校 (2023年9月1日公開)

【 4位 】
『桃鉄 教育版』で物件編集が可能に、β版として新機能を実装! (2023年12月7日公開)

【 5位 】
高3生に聞いた、時代にマッチしている大学は? (2023年9月11日公開)

【 6位 】
プラレールでプログラミング、分岐や繰り返しを学び、フローチャートで走らせる (2023年5月10日公開)

【 7位 】
ドワンゴ設立のオンライン大学「ZEN大学」、カリキュラムや教員予定者などを発表 (2023年6月7日公開)

【 8位 】
N高とS高、2024年4月から通学コースを全国68カ所31都道府県に拡大 (2023年11月13日公開)

【 9位 】
小中学生のスマホ所有率は?―NTTドコモ モバイル社会研究所が調査結果を発表 (2023年2月17日公開)

【 10位 】
ドワンゴと日本財団、オンラインの「ZEN大学」を設立、 2025年4月開学を目指す (2023年6月2日公開)

※イベント告知関連のニュースはランクから除外しています

<記事編>子供向けのキーボードからGIGAスクール、生成AIの話題まで~

記事編のトップ10にランクインしたのは、ガジェットの紹介記事からGIGAスクールに関連するもの、さらには生成AIまで、教育ICT分野で関心の高い話題を記事にしたものが多く読まれました。1位になったキーボードの記事は、教育関係者だけでなく多くの保護者に読まれ、SNSで広くシェアもされました。1人1台端末の活用が始まった今、子供たちのタイピングに対する保護者の関心も高くなったのかもしれません。

【 1位 】
エレコムの子供用キーボード、小3の息子と触ったら「おかあさん感動!」モノだった (2023年7月5日公開)

【 2位 】
GIGA端末で動く『桃鉄 教育版』リリース︕ 教科学習から協働的な学び、お⾦の教育までを教育者が熱く語る (2023年2月3日公開)

【 3位 】
Switchでも無料!マイクラでBBC Earth「Frozen Planet II」の凍った世界を探検しよう (2023年1月24日公開)

【 4位 】
話題の「ChatGPT」、親として知っておきたいこと(前編) (2023年3月9日公開)

【 5位 】
Google、個別最適な学びをサポートする「演習セット」日本語版を7月末より提供開始 t(2023年7月7日公開)

【 6位 】
無料OSのChromeOS Flex、GoogleがEDIX東京で教育現場にアピール (2023年5月11日公開)

【 7位 】
「ChatGPT」との話し方!結構いろいろ間違ってたり?(後編) (2023年3月10日公開)

【 8位 】
言葉から画像を生成してくれるAI、「DALL-E 2」を試してみた(前編) (2023年8月3日公開)

【 9位 】
「ChatGPT」と「人の思考」の違いを、小4でも体感できる授業とは (2023年12月12日公開)

【 10位 】
小3息子の自由研究、「ダンボール工作×プログラミング」に挑戦したら、この夏一番の体験ができた (2023年8月24日公開)

以上、簡単ではありますが、ニュース編、記事編に分けて「こどもとIT」2023年に読まれた記事ランキングTOP10を紹介しました。こうして、記事を振り返ってみると、改めて今年は、教育現場で1人1台端末の活用が進み、さまざまなソリューションを用いた実践が広がっていることを感じさせられました。

来年は、いよいよ1人1台端末の更新時期を迎える自治体も出てきて、いわゆる「NEXT GIGA」や「GIGA2.0」と呼ばれる段階に突入します。学校現場ではこれまで以上にICT活用が求められると同時に、生成AIのような新しいテクノロジーが「学び」の価値を大きく揺さぶることでしょう。そんな中、子供たちは学びを通してどのような力を伸ばすべきでしょうか。保護者の方、先生方、その他、教育に関わっている関係者の方が多様な視点で学びを作っていけるよう、「こどもとIT」では今後も情報発信を続けていきたいと思います。来年もよろしくお願いします。

編集部