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高3生に聞いた、時代にマッチしている大学は?

マイナビ進学総合研究所「大学認知度・イメージ調査(2023)」の結果を発表

エリア別大学認知度ランキング(上位5位まで)

 株式会社マイナビの「マイナビ進学総合研究所」は、2024年3月卒業予定の高校3年生を対象にエリア別認知度や時代にマッチしているのかなどのイメージについて調べた「大学認知度・イメージ調査(2023)」の結果を発表した。全国を6エリアに分け、関東・甲信越、関西エリアでは私立大学が上位3位までを独占するなど都市部では私大が支持を集める結果となった。

 エリア別認知度の1位は、関東・甲信越では早稲田大学、関西では近畿大学、東海・北陸では中京大学となったほか、関西では4位まで、関東・甲信越では3位までが私大となるなど私大が上位にランクインした。

 大学のイメージではエリア別に「学べる内容が充実」「就職力」「成長できそう」「グローバル」など9項目について調査した。関東・甲信越では青山学院大学が「時代にマッチ」「キャンパスが立派」「イキイキしている」の項目で1位、東京大学は「学べる内容が充実」「勉強が面白い」「就職力」などの項目で1位となっている。

エリア別の時代にマッチしている大学イメージのランキング(上位5位まで)

 関西では、近畿大学が「時代にマッチ」「イキイキしている」「サポートが手厚い」で1位、京都大学が「学べる内容が充実」「勉強が面白い」「就職力」などで1位となっている。

 ほかの地域では、私大よりも国立が強い傾向があり、北海道・東北や中国・四国では国立大が1位を独占、東海・北陸では名古屋大学が5項目で1位、九州・沖縄では九州大学が6項目で1位を取得し、国立が強い傾向を示した。

 なお、志望校検討において強く影響するイメージ項目では、上位から「学べる内容が充実」「就職力」「勉強が面白い」の順になった。

志望校検討に各イメージ項目がどれぐらい影響するか

 今回の「大学認知度・イメージ調査(2023)」は7月12日から7月28日にかけて「マイナビ進学」の会員リストから抽出した高校3年生に調査、有効回答数は1万4468名からあり、そのうち大学進学希望者1万1025名の結果を集計した。調査結果の詳細はマイナビ進学総合研究所の大学認知度・イメージ調査のページにて公開している。