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関西学院、Okta・Box・Slack・Zoomによる情報基盤を採用

三井情報とともに導入。2024年3月より提供開始

関西学院が採用した情報基盤全体のイメージ

学校法人関西学院は、クラウド型統合認証基盤「Okta」を基軸に、「Box」「Slack」「Zoom」と、4つのクラウドサービスによる情報基盤を全学に導入したと発表した。2024年3月より、学生・教職員への提供を開始する。

高いセキュリティと利便性を兼ね備えた情報基盤として、三井情報株式会社とともに導入した。大学におけるOktaの導入は国内で初となる。

関西学院は、安心・安全にデータを取り扱うことができ、コミュニケーションやコラボレーションを活性化させる環境の整備として、学院全体での情報基盤のあるべき姿を設計。実際の方法を三井情報が提案する形で、4つのクラウドサービスを導入した。

この情報基盤を通じて、場所や環境に依存しない働きかたを実現。Boxにより、機密度の高いファイルを自宅や出張先でも自席と同じように 安心・安全に取り扱え、シャドウITやPPAPメールを防ぐことができる。さらに、クラウドサービスのため、多要素認証(MFA)などのセキュリティ対策が利用でき、最新のセキュリティが適用される。

コミュニケーションやコラボレーションの活性化としては、物理的な障壁などコミュニケーションの制約を取り除き、より確実にナレッジの共有と蓄積ができるようにする。ZoomやSlackにより、学生の状況に応じたきめ細かな指導や、学生同士の教えあいと学びあいができるようになる。