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2024年の流行語1位は「厳しいって」、ニフティキッズが小中学生の流行ランキングを発表
「そもそもドラマや映画を見ていない」との回答も
2024年12月2日 12:33
ニフティ株式会社が運営する子供向けサイト「ニフティキッズ」では、「2024年小中学生の流行ランキング」のレポートを公開した。
小中学生を中心とした「ニフティキッズ」訪問者を対象に、2024年によく使った言葉やよく耳にした楽曲についてアンケートを実施し、3,187人から回答を得た。アンケート実施期間は2024年9月24日から10月28日まで。
小中学生が今年一番よく使った言葉は、人気YouTuberの一言が元ネタである「厳しいって」。そのほか、SNSで話題となった動画から生まれた言葉が多くランクインした。
今年よく耳にした音楽部門では、「ギリギリダンス」で注目を集めた、こっちのけんとの『はいよろこんで』が1位。アニメ主題歌に起用された曲も上位にランクインした。
今年一番はまったドラマ部門と一番面白かった映画部門では、「そもそもドラマや映画を見ていない」という声が最も多く集まった。
調査結果は以下の通り。
・【流行語部門】みんなの流行語(今年よく使った言葉)は?
小学生・中学生とも、1位となったのは「厳しいって」だった。「厳しいって」と、全体で7位の「危機感持った方がいい」は、どちらもYouTuberであるメンズコーチ・ジョージの動画が元ネタとされている。
全体および小学生で2位、中学生で4位には、SNSで話題となった猫ミーム動画を由来とする「ハッピーハッピーハッピー」がランクインした。
そのほか、特定の業界やジャンル、限定的なコミュニティを指す「〇〇界隈」も上位に入るなど、SNSで話題となった動画から生まれた言葉が多くランクインした。
・【ドラマ部門】みんなが一番はまった今年のドラマは?
一番はまった今年のドラマは『海のはじまり』がトップだった。また小中学生ともに『西園寺さんは家事をしない』や『ビリオン×スクール』『くるり~誰が私と恋をした?~』が上位に入っている。
その一方で、全体の約3割が「ドラマを見ていない」と回答し、ドラマランキングの1位より多い結果になった。
・【音楽部門】みんなが今年よく耳にした曲は?
小中学生全体の1位は、サビに合わせて踊る「ギリギリダンス」で注目を集めた『はいよろこんで』(こっちのけんと)だった。
2位は『Bling-Bang-Bang-Born』(Creepy Nuts)、3位は『ライラック』(Mrs. GREEN APPLE)と、アニメ主題歌に起用された曲がランクインした。この上位3曲は、順位は多少異なるものの小中学生別に見ても同様の結果となった。
・【映画部門】今年公開された映画で一番面白かったのは?
小学生は『劇場版すとぷり はじまりの物語 ~Strawberry School Festival!!!~』、中学生は『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』が1位だった。『劇場版すとぷり はじまりの物語 ~Strawberry School Festival!!!~』は、2.5次元アイドル「すとぷり」初となるアニメ映画で、ランクインしている作品の8割がアニメ作品となった。
一方で、全体の約2割が「映画を見ていない」と回答している。
・みんなが「これから流行らせたい・流行ってほしい」と思うもの・人は?
これから流行させたいものやはやらせたいものについては、人名やグループ名の回答が多く、子供たちそれぞれの「推し」の回答が多く集まった。
- VTuberがもっと幅広い世代に広がってくれたらうれしい
- ボカロ。マイナーな感じだから、もっとメジャーになってほしい!
- いれいす(歌い手界隈)
- カラフルピーチをみんなに知ってもらいたい!
- Mrs. GREEN APPLEはこれからもはやってほしい!!