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夏休みの一番楽しい思い出は? ニフティキッズ調査

小中学生の74%は普段の休みを「自宅で過ごす」と回答

ニフティキッズが「休みの日の過ごし方」に関するアンケート調査を実施

 ニフティ株式会社は、同社が運営する子供向けサイト「ニフティキッズ」にて「休みの日の過ごし方」に関するアンケート調査を行い、結果を公開した。昨年(2023年)の夏休みで一番楽しかったことの1位は「旅行」で、次いで「お祭り」「おじいちゃん・おばあちゃんのおうちに行く」となった。

 同調査は、2024年5月21日から6月24日まで小中学生を中心とするニフティキッズ訪問者に対して行ったもので、有効回答数は1910件。昨年の夏休みで楽しかったことや、キャンプ経験の有無のほか、休みの日の過ごし方などを聞いたもの。

 「昨年の夏休みの中で1番楽しかったことを教えて!」では、「旅行」が23.9%でトップ。次いで「お祭り」が14.5%、「おじいちゃん・おばあちゃんのおうちに行く」」が14.1%となった。ニフティでは、2023年5月に新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行したため旅行が多くなったと分析しているが、4位に「おうちで過ごす」が11.3%となったほか、5位に「特にない」が6.1%という回答もあり、特に中学生は「おうちで過ごす」が14.8%で3位と、外出を楽しいと考えていない層もある程度いることがわかった。

昨年の夏休みの中で1番楽しかったことを教えて!

 調査ではキャンプの経験の有無をはじめ、キャンプの内容について多く聞いているが、行ったことがあると答えた人は45%、行ったことがないが55%と、半数近くがキャンプ経験があり、一緒に行った人は77.2%が「家族」と答えている。

キャンプの経験の有無
キャンプに誰と行ったか

 キャンプで1番楽しいことでは「バーベキューをする」が27.2%で圧倒的に多く、次いで「自然を味わう」(13.1%)、「お話をする」(11.6%)と続く。

キャンプで何をするのが1番楽しい?

 また、休みの過ごし方は「おうちで過ごす」が73.6%で最も多くなり、「友達と遊ぶ」(41.3%)、「おうちの人と出かける」(39.4%)となっている。夏休みの楽しかったことの4位に「おうちで過ごす」があるように、今の小中学生は家で過ごす機会が多く、その過ごし方を好んでいる層が少なくないと言えそうだ。

休みの日の過ごし方

 なお、夏休みの宿題に読書感想文があるかどうかは、47%があると答え、53%がないと答えており、読書感想文が宿題になっているのは半数以下という結果になっている。

夏休みの宿題に読書感想文はある?