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小中高校生が選んだ2024年の漢字、1位は「楽」に
2024年12月6日 17:00
ニフティ株式会社は、同社が運営する子供向けサイト「ニフティキッズ」で募集した「小中高校生が選ぶ2024年の漢字」を2024年12月5日に発表した。
同調査は、2024年を表す漢字とその漢字を選んだ理由を回答する形式で実施。調査期間は10月8日から11月11日までで、有効回答数は1,464件。
2024年を表す漢字1位となったのは「楽」で、3年連続の1位となった。「楽」が選ばれた理由として、「学校生活が楽しかった」「友達が増えて楽しい年だった」など、日常の充実感やポジティブな経験に関する声が多く集まった。
2位に選ばれたのは「災」。選考理由として、2024年1月に発生した能登半島地震や各地での台風・豪雨被害など、多くの子供たちにとって記憶に残る出来事が影響していると考えられる。
また、3位には「推」がランクインした。なお、「推し活」をテーマにした同社の調査では、小中学生の97%以上が「推し」がいると答え、「新しい推しができた」「推し活に力を入れた年だった」といった声が寄せられている。
ランク外では、パリ五輪や物価上昇を反映した「金」、新内閣の発足や新紙幣発行を象徴する「新」などの回答がある一方、世情を反映して「震」や「苦」といったネガティブな印象の漢字も見られた。
同調査は、2018年から開始しており、2018年から2023年までトップ3に「恋」の漢字がランクインしていたが、今年は4位となっている。