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500人に大晦日と元旦の過ごし方を調査、20代は特別感が薄れる傾向に

株式会社フォーイットが、全国の20代から60代の男女500人を対象に、大晦日の過ごし方についてのアンケート結果を発表

アフィリエイトプラットフォーム「afb(アフィビー)」の運用・開発を行う株式会社フォーイットは、全国の20代から60代の男女500人を対象に、大晦日の過ごし方についてアンケート調査を実施した。この結果、大晦日に特別なことをしない人が若者を中心に増加していることがわかった。

調査によると、全体で最も多い回答は「年越しソバを食べる」で、全体の56.6%が選択した。次いで「テレビ番組を見る」が42%で、「紅白歌合戦を見る」が29.4%という結果となっている。

全体の回答では「年越しソバを食べる」が1位に

ただし、年代別に見ると、20代で「年越しソバを食べる」と回答した割合は32%となり、40代以上では70%に達した。若年層では「特別なことはせずいつも通り過ごす」との回答が39%で最多となり、「おせちやお雑煮などを作る」という回答にもその割合が見られ、大晦日を特別なイベントと捉えない傾向が浮き彫りになった。

20代は「特別なことはせずいつも通りに過ごす」と回答

また、未婚・既婚の区分では「年越しソバを食べる」と回答した既婚者の割合が未婚者より20%ほど高かった。この結果は、既婚者が家族とともに特別な時間を共有しやすいことを示している。ほかにも、「紅白歌合戦を見る」や「初詣に行く」といった伝統的な行動は既婚者に多く見られた。

既婚者は年末年始の伝統的な行動の割合が高い

背景には、ライフスタイルの多様化や商業施設の営業状況、デジタルコンテンツの普及があると考えられる。かつては大晦日や元旦に多くの商業施設や飲食店が休業し、家庭での時間を大切にする文化が主流だった。同社は、年末年始に通常営業する店舗も増え、買い物や外出を楽しむ人も多いという調査結果をまとめている。