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小中学生の8割が文房具にこだわりあり、ニフティキッズ調査

ニフティ株式会社が、同社が運営する子供向けサイト「ニフティキッズ」で実施した「文房具」に関する調査結果を発表(出典:ニフティ株式会社、以下同じく)

ニフティ株式会社は、子供向けサイト「ニフティキッズ」上で小中学生に実施した「文房具」に関するアンケート結果を2025年12月25日に公開した。調査は10月21日から11月24日にかけて実施し、1,650件の有効回答が集まっている。

調査によると、「文房具にこだわりがある」と回答した割合は85.6%に達し、多くの小中学生が日常的に使う文房具を意識して選んでいることがわかった。

小中学生の85.6%が「文房具にこだわりがある」と回答

文房具を購入する際に最も重視する点については、小学生と中学生で違いが見られる。小学生では「デザイン」が最も多く、中学生では「使いやすさ」が1位となった。小学生は見た目や好みを重視する傾向が強く、中学生になると実用性を意識した選択が増える様子がうかがえる。

小学生は「デザイン」、中学生は「使いやすさ」を重視

文房具を購入するタイミングを聞いたところ、学年を問わず「気に入ったものを見つけたとき」が最も多かった。「必要になったとき」「使い終わったとき」の回答も多い。そのほかには、クリスマスや誕生日などの記念日や、気分を変えたいときに購入するという意見もあった。

文房具購入のタイミングは「気に入ったものを見つけたとき」

文房具の購入場所については、雑貨店が最も多く、次いで文房具専門店、100円ショップが続いた。インターネット通販の利用は4.1%にとどまり、実際に手に取って選ぶ傾向が強い結果となっている。

文房具を購入する場所の上位は、「雑貨店」「文房具専門店」「100円ショップ」

ペンやシャープペンなど、1本にかける金額を聞いたところ、小学生では「100円から200円」が最も多く、中学生では「501円以上」が最多だった。また、小学生では、「自分で買わない」と回答した割合が30%を超えており、保護者が購入するケースが多いことが読み取れる。

自分で購入する場合、小学生では「100円~200円」、中学生では「501円以上」が最多

文房具の情報源については、小学生と中学生ともに「特に情報源はない」が最多だった。一方で、中学生では「SNS」が2位となっている。

文房具の情報源は、小中学生とも「特に情報源はない」が最多

筆箱やペンケースの所有に関する設問では、布製のポーチ型が7割以上を占め、ぬいぐるみ型の筆箱も一定の支持を集めている。

小中学生の筆箱・ペンケースの一番人気は「布製(ポーチ型)」

最後に、「文房具メーカーに『こんな文房具がほしい!』とお願いできるとしたら、どんな文房具がほしい?」と聞いたところ、「1つの文房具にいろいろな機能を付けてほしい」という声や、「インクや芯が減らないもの」といった回答が寄せられた。

  • いろんなことに使えるような多機能ペン!!
  • えんぴつを持ったとたんに答えが浮かび上がってくる
  • シャーペンの芯がへらない
  • プロセカのキャラが書いてあるシャーペン
  • お菓子で作られた文房具
調査概要
アンケート実施期間:2025年10月21日(火)~11月24日(月)
調査機関:自社調査
調査対象:小中学生を中心とする「ニフティキッズ」訪問者
有効回答数:1,650件
調査方法:インターネット調査