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小中学生の95.4%がAIの利用経験あり、一番人気はChatGPT

ニフティ株式会社が、同社が運営する子供向けサイト「ニフティキッズ」で「AI」に関するアンケート調査を実施し、結果レポートを公開(出典:ニフティ株式会社、以下同じく)

ニフティ株式会社は、子供向けサイト「ニフティキッズ」で、小中学生を中心とする訪問者に向けて実施したAIに関するアンケート結果を2026年4月2日に公開した。調査は2026年1月20日から2月23日まで、ニフティキッズ訪問者を対象にしたインターネット調査として実施し、2,018件の有効回答を得ている。

調査によると「AIに興味がある」との回答は82.6%で、「AIを使ったことがある」との回答は95.4%だった。

AIに興味を持っている人の割合は82.6%
AIの利用経験がある人の割合は95%以上に

使ったことがあるAIサービスでは、ChatGPTが76.6%で最も多かった。次いでSiriやアレクサなどのAIアシスタントが60.5%、Geminiが45.3%、Microsoft Copilotが17.1%、Google AIモードが9.3%となった。同調査では、日常的に触れやすいサービスに回答が集まった形だ。

最も票を集めたAIサービスは「ChatGPT」

AIを使ったことがある人に、AIの答えが「間違っているかも」と思ったことがあるかを聞いたところ、77.8%が「ある」と答えた。気付いた理由としては、「AIが出した答えが本当か調べるために、一度Google検索をした」「AIの答えと本の情報が違った」「コロコロ答えが変わる」などが挙がっている。

AIを使ったことがある小中学生のうち、8割近くが「間違っているかもと思ったことがある」と回答

学校の勉強や宿題に関するAI利用の設問では、63.4%の小中学生が「ある」と回答しており、実際に勉強や宿題にもAIを活用していることが判明した。

63.4%の小中学生が勉強や宿題にもAIを活用

SNSや動画サイトなどで、AIが作った動画や画像だと気付いた経験は、「よくある」が65.8%、「たまにある」が23.0%で、合計で88.8%となった。一方で、「まったくわからない」と回答した人もおり、AIが作成したものと見抜けず、本物の映像や画像だと認識したまま拡散してしまうケースも考えられるという。

9割近くの小学生が、「AIが作成した動画(画像)だ」と気付いた経験があると回答

AIが作成したコンテンツと気付いた理由には、以下の理由が挙がっている。

  • AIが作る画像は画風が決まっているみたいだから。毎回画風が同じ。
  • 何か変な感じがするから
  • あり得ない動きをしているから
  • 「この画像は生成AIコンテンツです」と書いてあるから
  • Instagramできれいなお花畑だな、と思ってコメント欄を見たらAIと書いてあった

「AIを使うと、自分の『考える力』がどうなると思う?」という問いでは、「減ると思う」が44.6%で最も多く、「どちらとも言えない」が39.9%、「伸びると思う」が15.5%だった。

「減ると思う」は44.6%で、「どちらとも言えない」も4割近くに

最後に、AIと友だちになれるかどうかを聞いたところ、「思わない」が54.8%で「思う」の45.2%を上回った。「友だちになれると思う」という理由には、「AIであれば自分に合わせてくれる」「周囲の人に話せないことも聞いてくれる」「人間を相手にするよりも気を遣わなくてよい」という理由が挙げられている。

「思う」よりも「思わない」の割合が上回る結果に

一方で、「人間がAIに負けないと思うところ」については、「人間は状況に応じて柔軟に答えを導き出すことができる」という意見が見られる。また、感情に関する特徴を挙げる人も一定数見られ、相手の「優しい」「面白い」といった主観的な感情を引き出す言動は、人間の方が得意と認識されていることが判明した。

■調査概要
アンケート実施期間:2026年1月20日~2月23日
調査機関:自社調査
調査対象:小中学生を中心とする「ニフティキッズ」訪問者
有効回答数:2,018件
調査方法:インターネット調査