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Gemini・NotebookLM・Workspace Studio、GoogleがEDIX東京で提案した教員のためのAI活用
―「EDIX東京2026」レポート⑤
2026年5月19日 06:30
5月13日から15日まで、東京ビッグサイトにて「第17回 EDIX(教育総合展)東京」が開催された。例年、会場内でもひときわ人だかりができるGoogleブースは、今年も3日間を通じて多くの来場者で賑わっていた。Google for Educationで使える各種AIツールを前面に押し出し、教育現場での活用シナリオをデモを交えながら紹介していた。
AIで効率化!クイズ作成、成績分析、ニュース定期メール、メールの文面作成
各ツールのコーナーでは、そのツールを使った教育現場での利用シナリオを、来場者のリクエストに応じてデモしていた。
たとえば「 Gemini 」のコーナーでは、よく使う指示を呼び出せる「 Gem 」や、クイズ機能、情報リサーチの「 Deep Research 」のデモを用意していた。取材時には、「明治維新についてのクイズを3問出してください」というプロンプトだけで、選択式問題が出題されるところをデモ。その場で採点するほか、成績の分析や、学習ガイドなども表示されるところを見せていた。
「 Notebook LM 」のコーナーでは、教材作成や、複数のリソースからのナレッジの統合、Google for Educationに関する質問への回答のデモを用意していた。取材時には、1つの専門的なテーマについて、中国語など複数言語をまじえた資料を集めて、まとめて日本語で要約したり、「初めて学ぶ学生が直感的に理解できるような解説を作成してください」と依頼したりするところをデモしていた。
AIエージェントによるワークフロー自動化ツール「 Google Workspace Studio 」のコーナーでは、Googleスプレッドシートでシートが変更されると通知するデモや、AI関連のニュースの要約を受取るデモ、Googleドライブに追加された議事録の要約を受け取るデモを用意していた。取材時には、1日1回、GoogleニュースからAIについてのニュースを収集してまとめ、メールやチャットで通知する例をデモ。開始条件や、アクションをプロンプトなどで指定するだけで、コーディング不要で自動化が実現するところを見せていた。
「 Google Workspace with Gemini 」のコーナーでは、Google WorkspaceのGoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートなどのツールで使えるGeminiのAI機能のデモを用意していた。取材時には、Gmailのメールに返信するときに文面を考えてもらう「 文書作成サポート(Help me write) 」と、そこから「よりフォーマルに」などのブラッシュアップもできるところなどを紹介していた。
高校生の探究学習をGeminiで支援する「FUTURE COMPASS」も
展示ブースにはパートナー企業のコーナー「Gemini で広がる!パートナー教材・アプリ体験」も設けられていた。取材時には、未来教育株式会社が5月7日に発表した、高校生の探究学習を生成AI(Gemini)が支援するプラットフォーム「 FUTURE COMPASS 」を展示していた。モデル校で4月から実証授業を行っている。
生徒の興味・関心からAIが探究学習の課題を提案する「QUEST FINDER(探究ファインダー)」、地域データとAI予測を組み合わせて地域探究を後押しする「FUTURE LOCAL GUIDE(みらい地域探究ガイド)」、各ステップでの思考や発見をAIメンターと対話しながら探究学習ノートにまとめる「探究ナビゲーター」、さらに探究学習のテーマからキャリアストーリーを描く「探究進路ナビ」の機能を持つ。
講演やワークショップ、相談コーナーも。AIで遊べるユニークな演出まで
Googleブースでは終日、プレゼンテーションシアターで自治体担当者や教員が登壇するセミナーを開催。さらに、ハンズオン形式で参加者がGoogle for EducationのAI機能による業務効率化を体験するワークショップも開かれていた。さらに、Google for EducationについてGoogleの担当者やエキスパートに相談できるコーナーも設けられていた。
おまけとしては、「Geminiのおかげで自由時間を取り戻した自分」の姿を、画像生成ツール「 Nano Banana 」で描く「Free-time Photoマシーン」コーナーもあった。PCのカメラで自分の顔を撮影し、自由時間でしたい活動(または「おまかせで」)を選ぶと、自分がその活動をしている姿が生成されるというものだ。
学習支援から校務効率化、そして探究学習の伴走まで。Googleブースは、教育のさまざまな場面にAIが入り込みつつあることを感じられる展示だった。
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