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総務省、ICT活用リテラシー向上をめざすウェブサイトを公開、コンテンツの提供開始

総務省は、「ICT活用リテラシー向上プロジェクト」の一環として、デジタルシティズンシップを踏まえた各種ウェブコンテンツを提供開始した。このプロジェクトは、インターネットの安全な利用環境を促進するセーファーインターネットデーに合わせて公開された。

同サイトでは、ICTを創造的に活用するためのリテラシー向上を目指し、楽しいオリジナルキャラクターが登場するオンライン動画や、ICT活用に向けた対応力チェックなど、多様なコンテンツが提供されている。総務省は今後も、このウェブサイトを通じて様々なコンテンツの提供や対面ワークショップの展開を進めていく予定である。

同サイトの立ち上げは、ICT活用のリテラシー向上には関係者間の連携が不可欠であるという認識のもと、産官学が協力し実現した。サイト内のコンテンツは、総務省からの再委託を受けた国際大学GLOCOMが監修を担当している。

提供されるコンテンツには、「知っておきたい16のキーワード」や「ICT活用に向けた対応力チェック」、「オンライン教材・講座の紹介」などがあり、ユーザーはこれらを通じてネット・SNSの安全な活用方法を学ぶことができる。

また、オリジナルキャラクターが登場する動画シリーズ「かいじゅうネトラとなかまたち」は、ネットやSNSで起こりうる課題を象徴する内容で、各話が異なるテーマを扱っている。この動画を通じて、ユーザーは偽・誤情報や肖像権侵害などの問題にどのように対応すればよいかを学ぶことができる。

動画シリーズ「かいじゅうネトラとなかまたち」