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生成AIは中高生の学びをどう変えるのか 今後の教育観を探るオンラインシンポジウムを5月21日に開催、GLOCOM
2024年5月17日 14:00
国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(以下、GLOCOM)は、「生成AIは学びをどう変えるのか、そこで求められる新しい教育観とは何か」をテーマにしたシンポジウムを2024年5月21日(火)17時30分よりオンライン開催する。主に中学校・高等学校・高等専門学校の教職員を対象とし、生成AIの教育利用について議論する。
生成AIの活用は、教育現場を含むあらゆる領域で急速に進展している。2023年7月、文部科学省は「初等中等教育段階における生成AIの利用に関する暫定的なガイドライン」を公表し、生成AIの教育利用の方向性と留意点を示した。
これを受けて、生成AIの活用リテラシー育成のほか、教科での生成AI活用を模索する動きが進む一方で、教育現場では戸惑いや拒否感を持つ関係者もいるという。
そこで、GLOCOMは生成AIが学びにどのような変化をもたらすのか、新しい教育観について考えるためのオンラインシンポジウムの開催を決定。同シンポジウムでは、生成AIが中学生や高校生の学びにどのように活用され、生徒のどのような能力を育成できるか、また教職員が生徒の生成AIリテラシーをどのように教育・支援すべきかについて議論される。
シンポジウムには、生成AIの活用に取り組む教職員や環境づくりを担う産官学民の関係者が登壇し、最新の実践および具体的な取り組み事例が紹介される。
開催概要は以下の通り。
■開催概要
日時 :2024年5月21日(火)17時30分から19時30分
開催形式:オンライン(Zoomウェビナー)
対象 :中学校・高等学校・高等専門学校の教職員、自治体・教育委員会、研究者、子供を持つ保護者
参加費 :無料
言語 :日本語
主催 :国際大学グローバル・コミュニケーション・センター
協賛 :日本マイクロソフト株式会社
■プログラムと登壇者
17時30分 イントロダクション
17時35分 発表「生成AIの責任ある利活用の促進に向けたマイクロソフトの取り組み」
―井田充彦氏(日本マイクロソフト株式会社 政策渉外ディレクター)
―清水愛子氏(Microsoft デジタル・インクルージョン担当部長)
17時45分 取組事例①「情報科における生成AIの活用実践(仮)
―安藤 昇氏(スタディサプリ情報Ⅰ講師/青山学院中等部講師)
18時 取組事例②「mirAI for Japan - 高校の先生方に向けた生成AI研修事業について」
―小浦友梨氏(認定NPO法人 CLACK デジタル伴走支援部 部長)
18時15分 講演「生成AI活用とリテラシー教育を支える政策的取り組み」
―武藤久慶氏((前)文部科学省 学校デジタル化プロジェクトチームリーダー)
18時30分 パネルディスカッション「生成AIと変革する中高生の学び~求められる新たな教育観とは」
―浦谷亮佑氏(枚方市教育委員会 学校教育部 教育研修課 主幹)
―神谷加代氏(株式会社インプレス 「こどもとIT」編集長)
―中川一史氏(放送大学学園次世代教育研究開発センター長/放送大学 教授)
―豊福晋平(国際大学GLOCOM 主幹研究員・准教授)★モデレーター
進行:小林奈穂(国際大学GLOCOM 主幹研究員/研究プロデューサー)
※プログラムは一部変更になる可能性がある。