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【書籍出版記念】Padlet入門セミナーを5月25日に六本木で開催、新機能&授業での活用方法を紹介
2025年5月1日 16:00
保育園・コミュニティコーディネーターの中西信介氏と小学校教員の二川佳祐氏が主宰する「BeYond Labo」は、東京都港区の国際大学GLOCOMで「先生のためのPadlet入門リアルセミナー in六本木 〜BeYond Labo 特別会〜」を2025年5月25日(日)に開催する。
同セミナーは、インプレス社が刊行した書籍『先生のためのPadlet入門 子どもの気づきと学びを育むコミュニケーションツール』の出版を記念し、著者4人が一堂に会する特別イベントとして企画された。参加者は、Padletの基本機能や最新の活用方法などを講演やワークショップを通じて体験できる。
セミナーは13時から17時まで開催され、基調講演「Padletの無限の活用法」のほか、登壇者とのパネルディスカッションと質疑応答、ワークショップ「Padletを使った授業デザイン」を実施する予定だ。参加費は税込1,000円(当日現金払い)で、定員は30名。ノートパソコンやタブレット端末の持参が推奨されている。
登壇者には、小学校教育におけるICT活用の第一線で活躍し、プログラミング教育や理科教育の推進に尽力する古矢岳史のほか、特別支援教育と表現活動に長年関わってきた海老沢 譲氏、GLOCOM主幹研究員・准教授の豊福晋平氏、二川氏が名を連ねている。さらに、シンガポールからPadlet社のスタッフが参加予定だ。
Padletは、掲示板とSNSをかけ合わせた特性を持つ、小学校の授業向けに設計されたICTツールである。掲示板のような「ボード」に文章や画像、動画などを投稿してほかの学習者や参加者と交流が可能だ。同書では「授業」と「校務」での活用方法について、概要から操作手順・主要機能まで、図解を用いてわかりやすく解説している。
イベントの概要は、以下の通り。
日時:5月25日(日)13時から17時(12時30分開場)
場所:国際大学GLOCOM
〒106-0032 東京都港区六本木6-15-21 ハークス六本木ビル2階
参加費:1,000円(当日現金払い)
定員:30名
持ち物:ノートパソコンまたはタブレット端末
登壇者プロフィール(敬称略)
古矢岳史(ふるや・たけし)
練馬区立石神井台小学校小学校 主任教諭。BEAT主宰。viscuitファシリテーター。「教育者が無理なく利活用できる」「学習者がツールとしてハイテク、アナログを選択できる」そんな環境を整えられるよう、日々考え、実践している。全ての人が「テクノロジーとサイエンスの善き使い手になること」を目指して発信を続けている。未来を創る子供たちを育てる教育者の「鼓動」をつなぐイベントBEATを隔月で開催。共著に『いちばんやさしいGoogle for Educationの教本』(インプレス)がある。
二川佳祐(ふたかわ けいすけ)
練馬区立石神井台小学校小学校 主任教諭。東京学芸大学卒業、教壇に上がる傍ら、「教育と社会の垣根をなくす」をビジョンとするコミュニティ「BeYondLabo」や、地域に根ざしたGoogleの教育者グループの「GEG Nerima」を主宰。そのほか、夏休みを利用して「先生インターン」のプロジェクトにも参画。2021年9月に共著『いちばんやさしいGoogle for Educationの教本』(インプレス)を出版。その他共著多数。習慣化のマニアで、朝の早起きを8年以上継続中。これまで6年間、教員だけではなくさまざまな職種の大人の習慣化の伴走をする『BeYond Labo マイチャレンジサロン』を運営している。Padletだけに限らず、Canvaの認定教育者のTeacher Canvassodor、ミライシードのコミュニティマネージャーなどの会社と連携しながら公立小学校のICT推進を図っている。
海老沢 穣(えびさわ ゆたか)
一般社団法人SOZO.Perspective代表理事。特別支援学校の教員を25年務め、アーティストとのコラボレーションやICTの積極的な活用を行い、子供たちのアイデアや表現を引き出す授業実践に取り組んだ。現在は教育委員会や学校主催のICT活用研修講師や特別支援学校の外部専門家として、授業デザインの提案や助言、ワークショップなどを行っている。新渡戸文化学園NITOBE FUTURE PARTNER、NHK for School「ストレッチマンGO!」番組委員。主な著書に『iPad×特別支援教育 学ぼう、遊ぼう、デジタルクリエーション』『シーズ(アプリ活用)とニーズ(授業展開)でわかる!特別支援教育1人1台端末活用実践ガイド』(ともに明治図書)などがある。
豊福晋平(とよふく しんぺい)
国際大学グローバル·コミュニケーション·センター(GLOCOM)主幹研究員・准教授
一貫して教育情報化をテーマとして取り組み、近年は北欧諸国をモデルとした学習情報環境(1:1/BYOD)の構築とデジタル·シティズンシップ教育の普及に関わる。
日本デジタル・シティズンシップ教育研究会JDiCE共同代表理事、国立教育政策研究所評議員(2022~)。主なプロジェクトとして、全日本小学校ホームページ大賞(J-KIDS大賞)企画運営(2003~2013)、経済産業省「未来の教室」STEAMライブラリ・デジタルシティズンシップ教材開発(2020~)、総務省・ICT活用のためのリテラシー向上に関する検討会 構成員(2022~)など。