ニュース

教育データ利活用に関する実証事業、東京学芸大学が成果報告会を3月2日に開催

東京学芸大学(附属学校課)は、2025年3月2日(日)に文部科学省の「最先端技術及び教育データ利活用に関する実証事業」の成果報告会を開催する。本イベントは先着100名の対面限定で実施され、会場は日本マイクロソフト品川本社セミナールーム。参加は無料だが、事前申込が必要となる。

同実証事業は、次世代の学校や教育現場における最先端技術の活用を検証するもの。実証校となった東京学芸大学附属小金井小学校では「生成AIと汎用BIツールを用いたダッシュボード構築による学習者主体の端末活用の実現」をテーマに研究を進めた。この成果報告会では、その研究成果や実証実験の結果について発表される。

プログラムは、以下の通り。
13時30分 事業報告
 小池 翔太 氏(附属小金井小学校)

13時45分 公開授業 第5学年「けがの予防」
 佐藤 牧子 氏・鈴木 秀樹 氏(附属小金井小学校)

14時30分 授業協議&パネルディスカッション①
 『学習者主体の生成AI・教育データ利活用と事前指導の在り方』
  中川 一史 氏(放送大学)
  安井 政樹 氏(札幌国際大学)
  佐藤 牧子 氏(附属小金井小学校)
  コーディネーター:鈴木 秀樹 氏(附属小金井小学校)

15時30分 実践報告(ポスターセッション)
『生成AI・教育データを利活用した実践事例』
小野田 雄介 氏 / 加固 希支男 氏 / 隈部 文 氏 / 中村 香 氏 / 橋浦 龍彦 氏 / 武藤 凌平 氏 / 守屋 建 氏(附属小金井小学校)

16時 パネルディスカッション②
『学習者主体の生成AI・教育データ利活用とプライバシーの在り方』
 中川 一史 氏(放送大学)
 豊福 晋平 氏(国際大学GLOCOM)
 北澤 武 氏 (東京学芸大学)
 コーディネーター:小池 翔太 氏(附属小金井小学校)

最先端技術であるMicrosoft Copilotをはじめとした生成AIや、Power BIを用いた教育データ利活用など子供たちの公開授業を交えながら実践的な議論を深める機会をめざす。