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コニカミノルタ、教育データ利活用のセミナーレポート公開、オンデマンド配信も開始

茨城県茨城町と大阪府箕面市の事例を紹介

コニカミノルタが開催した教育データ利活用に関するセミナー、オンデマンド配信とレポート公開を開始

コニカミノルタジャパン株式会社は、学校教育向けソリューション「tomoLinks」を活用した教育データ利活用の取り組みを紹介するオンラインセミナーを2024年1月18日に開催し、セミナーレポートの公開とオンデマンド配信を開始した。オンデマンド配信の視聴には、専用フォームでの申込が必要となる。

セミナー冒頭では、tomoLinksの概要と、授業を録画しAIで分析する「授業診断サービス」や、学力の経年変化や学力施策についての効果の把握などを可能にする「学力調査分析サービス」について紹介。続く事例紹介のセクションでは、茨城県茨城町と大阪府箕面市における教育データの利活用の取り組みを紹介し、その成果を発表した。

茨城県茨城町と大阪府箕面市の担当者が登壇

茨城県茨城町からは、学校教育踝 指導室長補佐 林真敏氏が登壇。tomoLinksを導入した成果として、授業診断サービスを使った授業スタイルの可視化と、学力調査分析による個別最適な学びの実現について発表した。また、茨城町立葵小学校戸井田竜也教諭は、算数の授業を取りあげ授業診断サービスの学校現場での実践について紹介した。

大阪府箕面市からは、子ども未来創造局 学校教育室 室長補佐 岩永 泰典氏が登壇。先端技術活用に至るまでの背景を始め、教育データ利活用については、小学校から中学校までの9年間における、児童生徒の膨大な経年データの分析と、大量退職を控えるベテラン教員から若手教員へ指導技術等のノウハウ継承について発表した。

同セミナーの対象は、全国の教育委員会、教職員。「教育データをどのように活用していけばいいのかが分からない」「教育データ利活用への取り組みについてヒントが知りたい」「教育データの活用により、教育がどう変化するのか知りたい」という方の視聴をお勧めしている。