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中野区に生まれる中高生向けの居場所、「テクリエ さぎのみや」がデジタル体験や創作活動に取り組める空間を提供
2025年1月13日 15:00
認定NPO法人CLACKは、東京都中野区鷺宮に中高生向けの居場所「テクリエ さぎのみや」を2025年2月6日(木)に開所すると発表した。これに先立ち、2月4日(火)に開所式を行う。開所式には、行政関係者や地域の学校関係者などが招待され、デジタル技術を体験できる施設の特徴が紹介される予定だ。
「テクリエ さぎのみや」は、中学1年生から高校3年生までの中高生を対象に、無料でデジタル技術やプログラミングなどを体験できる施設である。同施設は、家庭の事情や経済的な困難にかかわらず、すべての子供が先端技術に触れられる環境を提供することを目指している。
施設は3階建てで、1階はワッフル屋のカフェとなっており、奥の小上がりをフリースペースとして開放。カフェの飲食スペースも兼ねたエリアとして、中高生同士や地域の人とのつながりが持てる居場所とする。
2階はVRや3Dプリンター、レーザーカッターなどのハードウェアやデジタル機材が整備された共同作業スペース、3階は個人でプログラミングやデザイン、動画編集などの創作活動ができる空間として設計されている。なお、デジタルスキルを持つ大学生や大人のメンターが常駐するため、子供たちが気軽に相談可能だ。
カフェスペース以外の開館時間は、毎週月・火・木・金曜の13時から20時までで、初回登録や予約は不要。利用の継続には保護者の同意書が必要となる。
施設概要は、以下の通り。
- 名称 テクリエ さぎのみや
- 住所 東京都中野区鷺宮3-19-7
- アクセス 西武新宿線「鷺ノ宮」駅 徒歩1分
- 対象年齢 中学1年生〜高校3年生(カフェスペースは除く)
- 利用方法 開館時間内であればいつでも利用可能。初回の登録や予約は不要
※利用を継続する場合は、保護者同意書が必要 - 利用費 無料
- 開館時間(予定) 毎週月・火・木・金曜の13時〜20時
※カフェスペースは除く
CLACKは、無償のプログラミング教育やキャリア教育を通じて、困難を抱える子供たちを支援している団体だ。同団体は、一人でも多くの子供たちに支援が届くよう、開所前から近隣の学校や他団体・行政機関・地域と連携。2024年10月には、開所に向けて中野区と「中野区地域包括ケア推進パートナーシップ協定」を締結している。