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月間7万人利用のセルフカフェ、大阪保健医療大学と連携し学生支援と地域連携を強化

ウッドデザインパーク株式会社が、学校法人福田学園(大阪保健医療大学、専門学校などを運営)と連携し、「街キャンパス・コラボレーション」企画を正式に始動

愛知県のウッドデザインパーク株式会社が展開する無人カフェブランド「セルフカフェ」は、大阪保健医療大学(学校法人福田学園)と連携し、学生支援と地域連携を目的とした「街キャンパス・コラボレーション」企画を正式に開始した。

セルフカフェは、全国46拠点以上で月間7万人以上が利用する無人カフェで、予約不要・キャッシュレス・無人運営というスタイルが特徴。今回の取り組みでは、大阪保健医療大学の学生に二次元コードで学割クーポンを提供し、配布開始から1時間で全数が終了している。

店内は全席で電源を利用できるほか、セキュリティ機能を備えた高速Wi-Fiを完備。利用者の約7割は学習や作業目的で訪れているという。

全席に電源を完備
飲み物はセルフマシンで手軽に購入が可能

利用した学生からは「静かで集中できる環境だった」「Wi-Fiも電源もあって、長時間学習できた」などの声が寄せられており、アンケートでは全員が継続利用を希望した。福田学園の事務局は「学生たちがセルフカフェのようなスペースを強く求めていることがうかがえ、学内でも大きな話題となっている」とコメントしている。

セルフカフェは、今回の連携を皮切りに「自宅でも学校でもない、ちょうどいい居場所」として学生が継続的に利用できる仕組み作りに注力。学生専用のサブスクリプションプランの導入や他大学・専門学校との連携強化、自治体・地域団体との共同プロジェクト化を推進し、「街の中のキャンパス」として、学生の学び・生活・自己成長を支える拠点のあり方を提案する方針だ。