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子供の「放課後」について考えるオンラインフォーラム、11月14日開催

地域や自治体ができることを考える

「放課後はゴールデンタイム」をビジョンに活動する特定非営利活動法人 放課後NPOアフタースクールは、小学生の教育や居場所づくりに関わる自治体担当者を主な対象としたオンラインフォーラム「こどもまんなかでつなぐ学校と放課後〜いま地域や自治体ができること〜」を、2023年11月14日(火)に開催する。13時30分開始 第1部と14時20分開始 第2部の二部構成で、参加費は無料。事前申し込みが必要となる。

幸福度(well-being)や自己肯定感の低下、体験格差や孤独、そして自死率の問題など、日本の小学生を取り巻く問題は年々深刻化している。同団体が行った小学生の放課後に関する調査によると、76.2%の小学生が「放課後にもっと友達と遊びたい」と回答。それに対して、「学童以外で(放課後に)友達と遊ぶ」のは週1回以下と回答した小学生は70.9%となり、その中でも小学1年生は82.3%という結果となった。

「どうしたら子供たちの望む、安全で豊かな放課後が実現できるのか?」、このような問いを背景に、オンラインフォーラムでは小学生の放課後に関する調査を発表。学童の待機児童や質の問題など、山積する課題を背景に、国・地方自治体・有識者を交えて、小学生の放課後が安全で豊かになるために地域や自治体ができる取り組みについて考える。

当日の内容は、下記の通り。


    【第1部】
    ・①こども家庭庁が目指す「こどもまんなか社会」とは?
    こども家庭庁成育局成育環境課 山口正行氏

    ・②国際比較を通した日本の小学生の放課後について
    株式会社日本総合研究所 調査部 上席主任研究員 池本美香氏

    ・③放課後こそ子どものWell-beingにつながる時間
    放課後NPOアフタースクール 代表理事 平岩国泰氏

    ・④パネルトーク「子ども目線の放課後を実現するには〜大切にしたい居場所の質とは〜」
    山口正行氏、池本美香氏、平岩国泰氏

    【第2部】
    ・①三鷹市「学校3部制」構想〜地域の共有地としての学校活用、地域人財と共に行う教育〜
    東京都三鷹市教育委員会 教育長 貝ノ瀬 滋氏

    ・②安平町早来学園「いつの間にか出会う、つながる」学校を中心に町ぐるみでつくる子どもの居場所
    安平町地域プロジェクトマネージャー、安平町教育委員会 子育て・教育総合専門員 井内 聖氏

    ・③パネルトーク「三鷹市・安平町に聞く〜ヒト・モノ・カネをどう確保する?〜」
    貝ノ瀬 滋氏、井内 聖氏、平岩国泰氏

    【概要】
  • 日時:2023年11月14日(火)
    第1部 13:30~14:10
    第2部 14:15〜15:10
  • 開催方法:オンライン(Zoom)
    ※出席申込者に後日通知
  • 参加費:無料
  • 詳細・申込:告知サイトより
    申込締切:11月13日(月)17:00