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ミネベアミツミ、小5からものづくり体験ができる「クロステックミュージアム」オープン

クロステックミュージアムのコーポレートゾーン

 ミネベアミツミ株式会社は9月27日、ものづくりの技術を体感できる施設「クロステックミュージアム」を東京・汐留にあるミネベアミツミ 東京クロステックガーデン内にオープンした。

 クロステックミュージアムは小学校5年以上を主な対象とした体験・体感型の企業ショールームで、ふだんは目にすることないミネベアミツミの製品と、それを支える超精密加工技術、製品と密接にかかわる自然界の原理が展示の軸。

 ミネベアミツミの製品が、小学校の理科の授業で習う自然界の原理原則を利用して動いていることや、各部品の仕組みや構造、社会の中で大きな役割を果たしていることを、7つのコーナーを通して学べるという。

 コーナーはミネベアミツミの紹介をするコーポーレートゾーンにはじまり、最初にシアターで7分ほどの映像を観る「X-SHIP(クロスシップ)」、4つの自然界の原理原則である摩擦、電気/電子、磁気、光/電波の特性を理解してもらう体験展示の「X-ENERGY(クロスエナジー)」がある。

X-SHIP(クロスシップ)
X-ENERGY(クロスエナジー)

 さらにミネベアミツミのベアリングやモーターなど8つのコア製品をまとめた「8本槍製品」を展示して4つの原理原則との関係を考える「X-CORES(クロスコアーズ)」、部品展示の「X-WORLD(クロスワールド)」、未来のソリューションを展示の「X-FUTURE(クロスフューチャー)」、8本槍製品の起源を解説する「X-CORRIDOR (クロスコリドー)」、地下にあるラボの見学通路「X TECH LAB (クロステックラボ)」がある。

X-CORES(クロスコアーズ)
X-WORLD(クロスワールド)
X-FUTURE(クロスフューチャー)
X-CORRIDOR (クロスコリドー)
X TECH LAB (クロステックラボ)

 さらにコア事業とサブコア事業をキャラクター化して来館者をナビゲートするナビゲートキャラクター「X-RANGERS(クロスレンジャー)」も設定した。

 クロステックミュージアムの開館は月曜から金曜(祝日をのぞく)で土曜日曜と祝日、年末年始は休館。開館時間は10時から17時30分まで。入館料は無料だが入館には事前予約が必要。ただし、コーポレートゾーンだけは予約なしで見学できる。

ナビゲートキャラクター X-RANGERS(クロスレンジャー)