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科学と社会を考えるイベント「サイエンスアゴラ2023」、オンラインとリアルで開催

月面探査車やミニドローンの操縦体験、教育版マインクラフトも

「サイエンスアゴラ2023」が10月26日のオンライン開催からスタート

国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)は、科学と社会を考えるイベント「サイエンスアゴラ2023」を、2023年10月26日(木)から28日(土)の期間はオンライン、11月18日(土)・19日(日)は東京・お台場 テレコムセンタービルにて実地で開催する。いずれも参加無料で、事前登録が必要。実地開催のプログラムは、一部実費が発生する。

「サイエンスアゴラ」は、科学技術を軸にあらゆる立場の人が参加し、対話するオープンフォーラム。同イベントの開催は18回目を迎え、今年は独自の体験ができる対話重視のブースやセッション企画を募り、約150企画を実施。自然科学や人文社会科学の最先端の研究や、挑戦的な研究開発を支援する政府の大型プログラム「ムーンショット」への理解を深めるセッション、ゲームを用い科学技術への興味を深めるワークショップなど、あらゆる年代の学びにつながる体験ブースを用意している。

オンライン開催では、メタバースを用いた対話、ムーンショットに関する企画などを実施。地球環境問題、食料や資源・エネルギーなど社会課題解決に向け、具体的な取り組みの方向性を探る企画など、オンラインのセッションを実施。各セッションは本編の60分に加えて、視聴者も参加型の対話の時間とあわせて、合計90分で構成されている。

オンラインセッションの一部(公式サイトより)

実地会場では、アナウンサーで、科学コミュニケーション分野でも活躍する同志社大学助教の桝 太一氏など有識者10名で構成するサイエンスアゴラ2023推進委員会がトピックごとに検討し、さまざまな企画を実施。扱うトピックは、小中学校の図書館向け書籍「世界が広がる学問図鑑」とのコラボレーションにより、自然・社会・スポーツや芸術などを設定した。

「世界が広がる学問図鑑」とコラボした、トピックで企画を実施

また、参加人数に限りがある事前登録制の企画には、月面探査車やミニドローンの操縦体験、教育版マインクラフトを用いたワークショップが用意されている。


    【概要】
  • 日時:オンライン 2023年10月26日(木)~28日(土)
    実地開催 2023年11月18日(土)・19日(日)
  • 場所:テレコムセンタービル(東京・お台場 青海地区)
  • 参加費:無料(一部プログラムは実費)
  • 申込・詳細:公式サイトより