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3D空間で学ぶオンライン講座「小学館の探究楽習」を7月から順次開催

対象は小学生、毎回異なるテーマで2023年度は合計4回実施

 株式会社小学館集英社プロダクションは、360度カメラで撮影した素材やアバターを使って構成された3D空間を利用した小学生向けオンライン講座『小学館の探究楽習』を7月に開始する。講座は1回完結方式で約90分。2023年度は7月、8月、11月、2024年2月を予定している。

 講座のテーマは7月が「宇宙の謎」、8月が「人体の謎」、11月が「深海の謎」、2月が「恐竜の謎」。3D空間に入り込んでテーマの謎に迫るというもので、最初にテーマについて学び、そのあとで専門家に質問したり、参加者同士で対話したりして、自分の考えや内容を深めることができるという講座になる。講座はオンラインで行い、3D空間へは自宅のPCからVR技術を使って参加する。

今年度のテーマ

 小学館の探究楽習は「興味を広げる力」と「対話する力」に特化した講座だとしており、講師は小学館グループだから出演してもらえるという各分野の専門家チームが担当、小学館グループが長年積み重ねてきた学習ノウハウで作り上げた講座だとしている。

開発中の画面。現実には行けない場所に行けるような体験ができるという

 講座名でもある「探究楽習」は子供が主体的に楽しく行うという方針から、小学館集英社プロダクションでは「学び」という字を「楽」に置き換えている。

 申し込みは小学館の子育てサイト「HugKum(はぐくむ)」において6月から順次開始し、受講料金は1回2200円の予定。