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「安心してネットを使える未来」を子供たちへ、GLOCOMが無料シンポジウムを6月26日に開催
産官学民の登壇者が実践的な示唆を提供
2025年6月23日 10:30
国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)は、子供とインターネットに関する課題・可能性・対応策を多角的に話し合う議論の場として、Innovation Nippon 2025 シンポジウム「子どもと社会をつなぐ、インターネットの未来像」を6月26日(木)に開催する。会場は、東京都千代田区のイイノカンファレンスセンターで、参加費は無料。
シンポジウムは総務省の「DIGITAL POSITIVE ACTION」プロジェクトの一環として開催。子供や若者のインターネット利用が広がるなかで、インターネットを安心・安全に、かつ前向きに活用できる社会環境の整備が求められていることから、関係省庁・企業・専門家・教育関係者など、産官学民の多様な立場の人が集まり、課題と可能性、対応策について多角的に議論する。
また、青少年のインターネット利用に関する最新の実証研究成果の発表も行われる予定だ。同シンポジウムでは、データに基づく議論を通じて、制度設計・教育・実務に役立つ実践的な示唆を提供するという。
さらに、こども家庭庁が毎年7月に実施している「青少年の非行・被害防止全国強調月間」とも連携。シンポジウムでの議論を取り組みに生かすことを目指す。
開催日時は、6月26日(木)の14時から17日まで。基調講演が3講演と、2つのパネルディスカッションで構成される。定員は200名で、6月25日(水)の17時までに事前申し込みが必要。当日は、途中参加・途中退出が可能となっているほか、生配信は実施しない予定だ。
■開催概要
イベント名: Innovation Nippon 2025シンポジウム「子どもと社会をつなぐ、インターネットの未来像」
日時:2025年6月26日(木)14時~17時
会場:イイノカンファレンスセンター RoomA
東京都千代田区内幸町2-1-1 飯野ビルディング
アクセス:東京メトロ 日比谷線・千代田線「霞ケ関」駅 C4出口直結
https://www.iino.co.jp/hall/access/
定員:200人
主催:国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)
後援:グーグル合同会社、こども家庭庁、総務省、文部科学省
協力:株式会社朝日学生新聞社、Adora株式会社、一般社団法人セーファーインターネット協会、一般社団法人ソーシャルメディア利用環境整備機構、LINEヤフー株式会社
イベントURL:https://www.glocom.ac.jp/events/information/10852
申し込みURL:https://peatix.com/event/4430600/view
イベントスケジュール
14時~14時5分 開会あいさつ
川崎ひでと氏(総務大臣政務官・衆議院議員)
14時5分~14時20分 基調講演① インターネットにおける青少年保護に関する政府の取組」
吉田弘毅氏(総務省 情報流通行政局 情報流通振興課 企画官)
14時20分~14時40分 基調講演②
野田由比子氏(グーグル合同会社 YouTube 政府渉外・公共政策部 ジャパン リード)
14時40分~15時5分 基調講演③「スマホ時代の青少年とネットの現実:エビデンスが示す課題と提言」
山口真一氏(国際大学GLOCOM 准教授・主幹研究員)
15時5分~15時15分 休憩
15時15分~16時 パネルディスカッション①「子どもとインターネット:企業に求められる責任と未来へのビジョン」
今子さゆり氏(LINEヤフー株式会社 メディア統括本部 シニア トラスト&セーフティー マネージャー)
小林浩一氏(小学館 第二コミック局 コロコロコミック編集室 副編集長 / コロコロコミック研究所 所長)
冨田直人氏(Adora株式会社 代表取締役社長)
渡辺智暁氏(国際大学GLOCOM 教授・主幹研究員・研究部長)※モデレーター
16時~16時55分 パネルディスカッション②「安心・安全なネット社会をどう実現するか:制度・ルール・多様な主体の連携を考える」
上沼紫野氏(LM虎ノ門南法律事務所 弁護士)
てぃ先生(現役保育士 / 育児アドバイザー)
富貴大輔氏(朝日学生新聞社 朝日小学生新聞編集長)
吉田弘毅氏(総務省情報流通行政局 情報流通振興課 企画官)
吉田 奨氏(一般社団法人セーファーインターネット協会 専務理事)
山口真一氏(国際大学GLOCOM 准教授・主幹研究員)※モデレーター
16時55分~17時 閉会あいさつ
松山良一氏(国際大学GLOCOM 所長)