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ネット上の有害環境から子供を守る取り組みを強化

アディッシュ、令和6年度の文部科学省委託事業を受託

アディッシュ株式会社とアディッシュプラス株式会社が文部科学省委託事業「令和6年度青少年を取り巻く有害環境対策の推進に参画

アディッシュ株式会社とその子会社であるアディッシュプラス株式会社は、文部科学省委託事業「令和6年度青少年を取り巻く有害環境対策の推進(ネット上の有害環境から子供を守るための推進体制の構築)」に参画することを発表した。

両社は、「ネットモラルキャラバン隊」「ネット対策地域モデル事業」の双方において、アディッシュコンソーシアムの団体名で活動する。

具体的には、インターネット上で子供や青少年を有害情報から守るための取り組みを推進する。同団体は、ネットいじめ対策や偽・誤情報の拡散防止を目的とした活動を展開する「スクールガーディアン」を通じて、小学生や青少年を支援してきた実績がある。

今回の事業では、全国の小学校や中学校、高等学校でのワークショップやシンポジウムの開催を予定している。これらの活動を通じて、児童や保護者、教育関係者に対してインターネット利用におけるリテラシーの向上を目指す。

また、乳幼児や小学生・中学生・高校生といった各年代で発生しているトラブル事例から参加者自身がトラブルの要因を考え、問題を解決するヒントを身に付けるため、ワークショップを取り入れた「対話型」シンポジウムを保護者および教職員向けに開催する。

特に、生成AIに関しては現状の課題をひもとき、生成AIを活用する際のマナーやリテラシー向上を図るフォーラムも実施予定である。

同団体は、これらの取り組みを通じて、インターネット上での犯罪やいじめから青少年を守るための啓発活動を強化し、家庭でのルール作りやフィルタリングをはじめとするペアレンタルコントロールの活用促進に取り組んでいくという。