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アディッシュ、生成AIに関するネットリテラシー講座、9月下旬より提供開始

小中高の児童生徒・教職員・保護者が対象

 ネットいじめ対策コンサルティングサービスなどを提供するアディッシュ株式会社は、生成AIをテーマにしたネットリテラシー講座を、生徒、教職員、保護者を対象に9月下旬から提供開始予定と発表した。

 2022年11月に生成AIのChatGPTが公開され、文部科学省が7月に教育現場における生成AIの利用ガイドラインを発表するものの、教育現場からは、活用方法が分からないといったことや、リスクや対策などが分からず正しい使い方を伝えられないといった声が依然としてある。同時に、GIGAスクール端末の利活用が進む中で、情報モラルを身につける学習機会は一層求められている。

 そこで、アディッシュでは、9月下旬から小学校・中学校・高等学校の生徒・教職員・保護者を対象に、生成AIをテーマにしたネットリテラシー講座を開講する。講座では、生成AIの仕組み、可能性・利便性、注意点、付き合い方などを教えていく。

 内容は社会状況や国のガイドラインに応じて変更するほか、学校の状況や目的などを事前に確認、各学校にあった内容や事例を用いて講座を行うとしている。

 なお、アディッシュは2007年より、学校非公式サイト・ネットいじめ対策コンサルティングサービスとして「スクールガーディアン」を開始、2023年度は文部科学省委託事業「有害環境から子供を守るための推進体制の構築」を受託するなど、有害情報に関わる意識向上の活動を行っている企業となる。