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港区教育委員会×日テレ、小学生向け情報リテラシー教材を開発

情報リテラシー教材「あやしい情報に出会ったら どうしたらいい? ~テレビ報道記者の仕事をヒントに考えてみよう~」

港区教育委員会と日本テレビ放送網株式会社は、小学生を対象にした情報リテラシーの基礎教材を開発したことを2024年4月25日に発表した。

同教材は、全国の小学校と自治体、教育委員会に向けて無償提供される。教材利用の申し込みや利用開始時期は、2024年6月初旬に日本テレビ放送網株式会社の公式ホームページで公開される。

「怪しい情報に出会ったときにどうすればいいか」が教材のテーマ。子供たちが日常的に接する情報の中で、健全な判断力を身に付けることを目指している。教材は授業1時限(45分)で完結する内容で、授業実践の推奨単元は、5年生社会科「情報に関する単元」と5年生・6年生「総合的な学習の時間」となる。

教材のパッケージには、進行用のプレゼンテーションファイル(動画付き)、タブレット用のオンラインゲーム、学習指導案(港区教育委員会監修)が含まれる。
動画のナビゲーターは、水卜麻美アナウンサーが務める。

タブレットでテレビ報道記者の仕事を体験

なお、港区内の小学校で同教材を利用したテスト授業が実施され、児童の体験を元に教材の改良が行われている。

テスト授業の様子