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ネスレ、無料探究教材「ネスレ・サステナビリティ・プログラム」の申し込みを開始

中学校と高等学校の学校関係者が対象

ネスレ日本株式会社は、中学生・高校生向けオンライン探究学習教材「ネスレ・サステナビリティ・プログラム」の新年度の申し込み受付を開始したと発表した。このプログラムは、ネスレが取り組む社会課題を映像教材を通して紹介し、学びの視点や考え方を育むことを目的としている。また、提供開始から1年で約300校に導入され、2万人以上の中学生・高校生が学習に利用した。

実際の授業の様子(2024年1月、神奈川県横浜市立桂台中学校)
実際の授業の様子(2024年1月、東京都八王子市立七国中学校)

「ネスレ・サステナビリティ・プログラム」は、個人ワークシートや教員向け活用ガイド、学習指導案を含む一式が提供され、授業時間に合わせた自由な組み立てが可能である。探究学習の導入として「課題を見つける」視点を身に付けることを目指し、主体的かつ協働的な学習を促進する。

映像教材とワークシート、先生向け活用ガイド、学習指導案の一例
プログラムの流れ

新たに「実施校の先生・生徒さんの声」コーナーがWebサイトに設けられ、実際にプログラムを利用した八王子市立七国中学校、横浜市立義務教育学校緑園学園、佐賀県立佐賀東高等学校の3校での活用事例が掲載。52名の回答を集めたアンケートによると、多くの教員や学生からプログラムの内容やアプローチに肯定的な評価が寄せられている。

教材の申し込みは中学校・高等学校の教育機関関係者を対象としており、利用は無料となっている。