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情報I・II対応の探究学習教材「スペースブロック」を全国の高校などに無料提供

 株式会社AVADは、一般社団法人 デジタル人材共創連盟(以下、デジ連)を通して全国の高校などの教育機関対象に探究学習教材「SPACEBLOCK(スペースブロック)」を無料で提供すると発表した。期間は2025年3月31日まで。

 AVADのSPACEBLOCKは、情報Iと情報IIに対応した探究学習教材。パソコンやタブレットなどのWebブラウザから、ブロックを組み立てるようなイメージで直感的にプログラミングでき、専用のマイコンボードを使えば光の動きなどをプログラミングで表現することもできる。また、リモート学習も対応し、離れた場所からでもグループワークが可能。

 SPACEBLOCKを使うことで、情報Iと情報IIに対応した情報のデジタル化やプログラミングによるコンテンツ制作、データの活用・分析、課題解決・探究活動のプロセスについて学ぶことができるという。さらに、学んだ情報技術を使い、身近な課題から地域・社会課題を自ら見いだし、解決する力を養うことができるとしている。

 今回のSPACEBLOCKの無料提供はデジ連を通して行い、申し込みの対象は高等学校と高等専門学校(通信制・支援学校・フリースクールも含む)、小学校、中学校、大学となる。

 無料提供はソフトウェアのみとなり、マイコンボードなどのハードウェアについては別途購入が必要となる。