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中高生向けデジタル学園祭「全国情報教育コンテスト」を開催

課題や困り事を解決するためのデジタル作品を募集

一般社団法人デジタル人材共創連盟が、デジタル学園祭「全国情報教育コンテスト」を開催

一般社団法人デジタル人材共創連盟(代表:鹿野利春)は、2024年11月23日(土)にデジタル学園祭「全国情報教育コンテスト(全情コン)」を初開催し、同コンテストの作品を2024年7月10日から10月8日(火)まで募集する。

同コンテストでは「暮らしや学校をより良くする(DXする)」をテーマに、情報Iや情報II、探究学習、デジタル関連活動などで培った力で制作した「デジタル技術を活用した作品」を募集する。

2022年3月に経済産業省が取りまとめた「Society5.0を見据えた中高生等のデジタル関連活動支援の在り方提言」では、中学生や高校生によるデジタル関連活動のモチベーションを維持・向上させるため、目標となる大会やコンテストの開催が提言されている。

同提言を受け、中高生がデジタル関連活動を発表する場として全情コンを開催する運びとなった。同コンテストは、内閣官房 国際博覧会推進本部事務局が制定した「2025年大阪・関西万博アクションプラン ver.2」にも盛り込まれている。

デジタル人材共創連盟は、高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)支援としてプラン集を作成し、文部科学省を通じて採択校へ展開するなど、本事業を支援しており、同コンテストはDXハイスクールの成果発表の場としても活用できるとしている。

同コンテストの概要は、以下の通り。

【名称】デジタル学園祭「全国情報教育コンテスト2024」
【概要】
自分たちの暮らしや身の回りにある課題を解決するためのアイデアを考え、解決策を形にするためにデジタルの力で創造力を発揮し、ユニークで実現可能なアイデアやプロダクトをまとめる。
【応募資格】
2024年4月1日時点で12歳以上、2025年3月31日時点で18歳以下の生徒。ただし、高等学校に在籍している生徒は19歳以上でも応募可能。
【応募期間】
2024年7月10日(水)~10月8日(火)
【応募方法】
公式サイトの申込フォームから、デジタル技術を活用した作品のアイデアやプロダクトを提出する。
【最終審査会】
2024年11月23日(土)に渋谷スクランブルスクエアSHIBUYA QWSで開催。

同コンテストでは、スポンサー協賛企業も同時に募集している。プラチナスポンサーとしてGMOメディア株式会社、さくらインターネット株式会社などが名を連ねている。

デジタル人材共創連盟は、情報Iの必履修化や情報IIの拡大を支援し、生徒一人ひとりのデジタルスキルの向上とともに、教育現場でのデジタル技術の普及を促進し続けるとしている。