中高生がAI・ロボットで社会課題に挑む、第3回「全国情報教育コンテスト」2026年3月に開催

一般社団法人デジタル人材共創連盟が、第3回「全国情報教育コンテスト」を2026年3月に渋谷で開催（出典：一般社団法人デジタル人材共創連盟）

一般社団法人デジタル人材共創連盟（デジ連）は、文部科学省と共催で、中高生を対象とした第3回「全国情報教育コンテスト」を2026年3月に東京都渋谷区で開催すると発表した。

同コンテストは、全国の中学生や高校生が授業や探究活動、部活動、個人制作などで取り組んだデジタル分野の成果を発表する場である。AIやデータサイエンス、ロボットなどの技術を使い、社会に役立つアイデアやプロダクトを生み出す力を評価するもの。

今回から新たに全国を4つの地域ブロックに分けた「一次ブロック審査（書類審査）」を導入し、各ブロックから入賞作品と企業賞を選出する。この変更により、従来の10チームによる最終審査に加えて、地域ごとの優れた作品にも光が当たるようになり、合計約120チームの作品が表彰される予定だ。

協賛企業として、株式会社MIXIやソフトバンク株式会社、GMOメディア株式会社などが参加している。これらの企業の視点からも作品を評価し、賞を授与する。さらに、企業賞に関連する評価ポイントや技術・着眼点を学べる動画教材を公開。応募者が作品づくりの質を高めるための仕組みも用意している。

応募テーマは「暮らしや学校をより良くする（DXする）」で、身の回りにある課題や困りごとを発見し、その解決に向けたアイデアを考案するとともに、デジタルの力を利用して解決策を形にすることが求められる。

応募期間は2025年11月27日（木）から2026年1月15日（木）の17時までで、最終審査会は2026年3月14日（土）に渋谷スクランブルスクエア SHIBUYA QWS（東京都渋谷区渋谷二丁目24番12号）で開催予定。

応募対象は、2025年4月1日時点で12歳以上、かつ2026年3月31日時点で18歳以下の人となっており、高等学校に在籍していれば19歳以上でも応募が可能。年齢の条件を満たしていれば、学校に通っていない人も応募できる。