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中高生チームがロボット競技「VEX Robotics」で三冠達成、2年連続で日本代表に

「Japan V5RC HS National Regional Championship」で三冠を達成した、Big Dippersのメンバー(出典:三英株式会社、以下同じく)

三英株式会社は、2026年1月31日にパルテノン多摩で開催された「Japan V5RC HS National Regional Championship」において、同社が運営するSTEAM教育スクールに所属する中高生チーム「Big Dippers」が、最優秀賞とトーナメント優勝スキルスチャレンジ優勝の三冠を達成し、世界大会出場を決めたと発表した。

同イベントは、世界最大級の教育ロボティクス競技会である「VEX Robotics World Championship」への出場権をかけた、日本国内の高校生部門における最高峰の公式大会。Big Dippersは、2年連続で世界大会出場を決めている。

Big Dippersが出場した「V5RC High School部門」は、小型コンピューターとモーター、センサーを組み合わせてロボットをゼロから設計し、C++やPythonなどを利用してプログラミングをしてロボットを動かすカテゴリーで、世界大会では約800チームが参加する大規模な部門となっている。

Big Dippersは予選ラウンドを全勝で通過し、決勝トーナメントへ進出。アライアンスパートナーにASIJチームを指名し、決勝に進出。ファイナルは3戦中2勝先取で争われ、第2戦を1点差で落として1対1となったが、第3戦で戦略を組み直して勝利を収めた。

大会の様子

最優秀賞は、ロボットの性能だけでなく、設計思想や課題設定、試行錯誤、チーム運営、伝達力など活動全体が評価対象となる。Big Dippersは300ページを超えるエンジニアリングノートブックを作成し、設計変更の理由や仮説検証、失敗と改善、プログラム更新履歴、議論の経緯、アウトリーチ活動までを記録。学習プロセスの可視化が受賞につながっている。

Big Dippersのメンバー3名は女子中高生で、設計・プログラミング・記録・広報など各領域で中心的役割を担った。限られた人数の中で役割を再構築し、開発と検証のサイクルを見直したことが三冠達成につながったとしている。

限られた人数の中で役割を再定義し、開発プロセスと検証サイクルを再設計

Big Dippersは、2026年4月21日(火)から24日(金)にアメリカのミズーリ州セントルイスで開催される、VEX Robotics World Championshipに出場予定だ。

「VEX Robotics World Championship」の様子