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ゲーム実況の「ドズル社」と朝日小学生新聞がネットマナー教材を、小学校へ無償配布

配布に先駆けてリーダーのドズルが母校で特別授業を実施

配布に先駆けて教材を使った特別授業も実施

 株式会社ドズルは、ゲーム実況のYouTuber「ドズル社」と朝日小学生新聞がインターネットマナーを学ぶ教材を共同開発したと発表した。3月に全国の小学校5000校へ無償配布を予定するとともに、配布に先駆けて教材を使った特別授業も実施した。

 教材の共同開発を行った背景としては、生まれたときからスマートフォンなど存在したデジタルネイティブと言われる「α(アルファ)世代」の最年長が小学生6年生となり、小学生によるインターネットトラブルの増加が懸念されているため。

教材のひとつ、基礎教材ポスター「インターネットを楽しむための“攻略法”を伝授!」

 そして、子供と、子供のインターネット使用に悩む保護者に向けてインターネットの利便性と危険性について考えるきっかけになることを目的として教材配布などの取り組みを実施するという。

 配布される教材は3点で、基礎教材としてポスター「インターネットを楽しむための“攻略法”を伝授!」、応用教材としてワークシート「ドズル社クエスト ~ゆけ、インターネットの賢者たちよ~」、さらに視覚教材としてアニメーション動画「インターネットの世界を楽しむために気をつけること」。

ワークシート「ドズル社クエスト ~ゆけ、インターネットの賢者たちよ~」

 そのうち、ワークシートは教員や保護者用に「解説編」も用意されるほか、視覚教材はYouTubeで無料で視聴することができる。

 配布に先駆けて「ドズル社」リーダーのドズルが自らの母校で特別授業を2月28日に実施した。今回配布の教材に加え、ドズルのYouTubeクリエイターとしての実体験を交え、ネットリテラシーの理解を促したという。

ゲーム実況のYouTuber「ドズル社」のメンバー