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デジタル・シティズンシップ教材「DQ World」、鹿児島市の全小学校で2023年度より正式導入

児童生徒が主体となって情報モラルを学べるクラウド型教材

サイバーフェリックス、「DQ World」を鹿児島市内の全小学校78校に導入

株式会社サイバーフェリックスは、同社が提供するデジタル・シティズンシップのオンライン教材「DQ World」を、鹿児島市の全小学校78校において、2023年度より正規導入することを発表した。小学校5・6年生を対象に活用を進めていく。

DQ Worldは、デジタル・シティズンシップを扱うオンライン教材で、対象は小学3年生から中学3年生。アニメーションやクイズ、キャラクターとの擬似チャットを通じて楽しく学ぶことができる。児童生徒がDQ Worldでの学習を修了するとスコアに基づく2種類のレポートが発行されるほか、学校向けに提供する「DQスクールパッケージ」では、授業で利用できる指導書やワークブックが含まれている。

情報モラル教育教材「DQ World」の3つの特徴

鹿児島市では、経産省のEdTech導入補助金やサイバーフェリックスが提供する「DQ実証実験プログラム」を活用し、段階的に実証導入を進めてきた。

今回の正式導入を受け、鹿児島市教育委員会学校ICT推進センター 木田 博氏は、「先の予測が難しいデジタル社会に、児童1人ひとりが適切に対応しながら、その特性を生かして活躍できるように、授業における学校での活用をはじめ、家庭など多様な学びの場においても、DQ Worldを活用していく」とコメント。DQ Worldについて、主体的に学び進めることができる点と、学びの成果をスコア化し、児童自身で確認できるクラウド型教材である点を評価している。