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日本語学習教材「すらら にほんご」にJLPT対策コースを搭載

「すらら にほんご」JLPT対策コースの画面(左:学習画面/右:問題例)

株式会社すららネットは、日本語学習ICT教材「すらら にほんご」に日本語能力試験(JLPT)対策コースのN5・N4レベルを搭載し、順次提供を開始したことを2025年11月12日に発表した。

「すらら にほんご」は、留学・就労・日常生活で必要な日本語を身に付けるための対話式ICT教材。アニメーションキャラクターやゲーミフィケーションの要素を取り入れ、学習者が自分のペースで楽しく学べるのが特徴だ。今回の新コースは、世界90カ国以上で実施されているJLPTの出題形式に準拠しており、基礎から試験合格までを一気通貫で支援する構成となっている。

同コースでは、問題へのアクセスのしやすさや自動採点機能に加え、従来課題とされてきた問題量不足や聴解問題の学びにくさに対応。豊富な練習問題とプロの声優による音声で、量と質の両面から効果的な学習を実現している。試験対策だけでなく「解法テクニック」も習得でき、学習者は自分のペースで繰り返し練習しながら合格を目指すことが可能だ。

豊富な練習問題とプロの声優による音声で効率的な学習をサポート

開発にあたっては、株式会社グローバルウィザスの日本語教育研究所が監修に携わっており、教育現場の知見と最新の日本語教育理論を取り入れている。

すららネットは、AIを活用した対話式ICT教材「すらら」「すららドリル」などを開発・提供しており、国内の2,600校以上の学校や学習塾において約25万人の児童生徒が利用している。今後も日本語学習の需要拡大に対応し、多様な学習者に対して質の高い教育機会を届ける方針だ。