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ライフイズテック、DXハイスクール向け支援パッケージを提供

ライフイズテック株式会社が、採択校向けにDXハイスクール向けパッケージの提供を開始

ライフイズテック株式会社は、DXハイスクール向けパッケージの提供を2025年1月27日に開始した。このパッケージは、文部科学省の「高等学校DX加速化事業(DXハイスクール)」に採択された高校を対象としている。

ライフイズテックは、高校のデジタル人材を育成するため、教員向けAI研修や生徒向けワークショップ、情報Ⅰ向けEdTech教材を50校に導入してきた。今年度は新たにデータサイエンス講座と探究学習に特化した生成AIサービスを追加。学校の予算や目的に応じた柔軟な選択が可能となり、すでに300校以上がエントリーしているという。

新たに追加したデータサイエンス講座では、高校1年生と2年生を対象に、これからの探究活動につなげるためのデータサイエンスについて取り上げ、探究特化型生成AIサービスでは、探究のステップに沿った進行とファシリテーション機能によって、探究の高度化・自律化を実現する。

DXハイスクール支援メニュー一覧

同パッケージは、教員向けワークショップや情報Ⅰ向けEdTech教材、生徒向けのワークショップなどを自由に組み合わせることが可能だ。組み合わせのプラン例は、以下の通り。

パッケージモデル例

なお、同社は学校や教育委員会を対象としたオンライン説明会を開催する。期間は2月7日(金)までの平日で、時間は16時から17時となっている。同説明会では、支援サービスと各プランの内容や料金、導入までの流れを紹介する予定だ。

DXハイスクールは、デジタルなどの成長分野を担う人材育成を目的に、情報や数学、文理横断的・探究的な学びを重視する高校などに対し、取り組みに必要な環境整備の経費を支援する文部科学省の補助金事業で、上限1,000万円が各校に交付される。2024年度の公募では、全国で1,010校が採択された。

令和7年度 高等学校DX加速化推進事業(出典:文部科学省)