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600自治体が導入、プログラミング学習教材「Life is Tech ! Lesson」

135万人の中高生が利用

ライフイズテック株式会社がプログラミング学習用EdTech教材「Life is Tech ! Lesson」の導入自治体数が600を超えたことを発表

ライフイズテック株式会社は、中学校・高等学校向けのプログラミング学習用EdTech教材「Life is Tech ! Lesson」が、全国600の自治体や4,400の学校に導入されたことを発表した。同教材は、約135万人の中学・高校生が利用している。

同社は、1人1台端末を活用し、一人ひとりの理解度に応じて個別最適な学びを実現するため、2019年に同教材の提供を開始した。2024年8月時点で、同教材は20都道府県の公立高校と207市区町村の公立中学校において、自治体主導で導入されているという。

20都道府県の公立高校に、自治体主導で導入
207市区町村の公立中学校に、自治体主導で全校導入

同教材は、教え手の不安解消や授業の質をレベルアップするため、今年度より学習順や内容を「情報I」の教科書全12冊に対応してリニューアルを実施。プログラミングやデータ活用はもちろん、情報デザインにも対応するほか、プログラミングの実習環境をシームレスに活用できる。

また、大学入学共通テスト対策として、授業ごとの内容を振り返る「チェックワーク」のほか、単元ごとに学習到達度を図る「小テスト」によって学習定着を促す仕組みを提供。共通テスト用プログラミング言語「DNCL」と構文が近い、Pythonを利用したプロダクト制作を通じて、プログラミングの概念や構造を学べる。

さらに、一斉授業ではなく、生徒が自分のペースで学習可能で、教員が各生徒の進捗や理解定着度をリアルタイムに把握でき、個別最適な指導を実現できるように工夫されている。