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生成AIの活用で地域課題を解決、中高生向け学習プログラムを開始 ライフイズテック

ライフイズテック株式会社が生成AIを活用した地域課題解決型学習プログラム「Z-SCHOOL」を開始

ライフイズテック株式会社は、2024年8月から港区・敦賀市・裾野市の3自治体と連携し、生成AIを活用して地域課題の解決に取り組む人材を育成するためのプログラム「Z-SCHOOL」を開始した。

同プログラムには、DXハイスクール採択校である北海道大空高等学校、クラーク記念国際高等学校、FC今治高校里山校、昭和学院秀英高等学校の4校も参加し、全国の中高校生105名が受講している。

Z-SCHOOLは、8カ月間でAIの基礎知識と活用方法を習得しながら、各自治体の地域課題を探究。生成AIを活用した課題解決型のオリジナルWebサービスを制作する。手を動かしながらデジタルスキルや課題解決に向けた思考力や創造力を身に付けることで、課題解決型デジタル人材の育成を目指すという。

同プログラムは、「知る」「使う」「活用する」の3ステップで構成されているのが特徴だ。まず、「知る」のステップでは、AIの基本概念や生成AIの登場による社会の変化、活用事例、そしてリスクについて学ぶ。

次に「使う」のステップでは、同社が開発した教育特化型の大規模言語モデル(LLM)を活用し、画像生成や文章生成、映像生成などの技術を習得する。また、Webコーディングに必要なコード生成の方法も学び、AIを駆使して自らのアイデアを実現する力を養う。

最後のステップ「活用する」では、課題解決ワークショップを通じて問題解決の思考法を学び、生成AIを活用して地域課題を解決するためのWebサイトを制作。プログラムの最終日には、各自治体の関係者にプレゼンテーションを実施して、成果を発表する。

同社によると、プログラムで利用する生成AIサービスは、生徒の利用に特化した機能とユーザーインターフェースを備えており、安心・安全に利用できるという。さらに、専門スタッフや大学生メンターが生徒の指導や伴走支援を行い、生徒たちは全国から集まる仲間と協力しながらオンライン上で課題に取り組む。

プログラム当日の様子

同プログラムは、自治体や学校ごとの申し込みとなる。第2期以降の実施については、公式Webページで問い合わせされたい。