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ペンタブで探究とSTEAM学習を推進、DXハイスクールでの導入事例とホワイトペーパーを公開 ワコム
2025年2月10日 10:30
株式会社ワコムは、文部科学省が2024年度より開始した「高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)」における、同社ペンタブレット製品の活用について、ホワイトペーパー「DXハイスクールでのワコム製品導入事例と活用方法のご提案」を公開した。
DXハイスクールの申請を検討する教育委員会と高等学校向けに、事例や活用方法を掲載したもの。入力フォームに記入のうえ、無料でダウンロードできる。
ホワイトペーパーでは、DXハイスクールを利用してワコム製品を導入した岩見沢緑陵高校、聖学院中学校・高等学校、埼玉県立杉戸高等学校の導入事例を紹介。各校がDXハイスクールを申請・採択を経てワコムのペンタブレット製品を導入した流れや、具体的な活用方法を掲載している。
また、ワコムのペンタブレットだけでなく、DXハイスクールを通じて導入した機材の活用方法や、「情報Ⅰ」「情報Ⅱ」のカリキュラム導入、STEAM教育環境の拡充授業での取り組みも提案している。
3校の導入事例の概要は以下の通り。事例はWebでも紹介されている。
■北海道岩見沢緑陵高等学校
2023年に「Wacom Cintiq 16」を導入し、2024年には有機ELペンタブレット「Wacom Movink 13」を追加導入。イラスト制作に活用するほか、校外での探究活動を実施し、学びの幅を広げている。
■聖学院中学校・高等学校
「Wacom One 液晶ペンタブレット」や「Wacom Movink 13」を活用し、アナログとデジタルを融合したSTEAM教育を推進。美術・情報・理科横断授業において「ボックスアート制作」などのプロジェクト型学習を実施。
■埼玉県立杉戸高等学校
「Wacom Cintiq 16」を導入し、1クラス全員が同時に使用できる環境を整備。情報の授業でイラストや動画制作に活用するほか、探究活動として地元企業とのコラボレーションでデザイン制作を行う予定。