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情報II対応のPythonプログラミング動画教材を提供、デジタルハリウッド

DXハイスクール採択校限定で5月より展開

DXハイスクール採択校限定の「情報II」「情報I」に対応する学習パッケージ

デジタルハリウッド株式会社は、高等学校情報科「情報II」「情報I」に対応した学習パッケージを発表した。オンライン授業の導入および活用支援サービス「デジタルハリウッドアカデミー」において、5月より展開する。

DXハイスクール採択校限定で、費用は1校につき1,320,000円(税込/年度)。1校あたりで受講生徒人数の上限はなく、全学年で利用できる。また、教職員には研修目的などのために無償提供する。

高等学校情報科の選択科目「情報II」は、共通必履修科目である「情報I」を基礎に、さらに高度なITスキルを学ぶ発展科目。主な内容にはデータサイエンスや情報システムの設計・運用、プログラミング、デジタルコンテンツ制作などが含まれる。

しかし、同社は現状の課題として、教育現場の対応の遅れのほか指導体制やICT設備が整っていないこと、教員の専門性向上が必要なことなどを挙げている。

そこで同社では、学習指導要領解説編の「例示」(情報II)(情報I)に対応した、Pythonプログラミングなどによる課題解決力の基礎育成パッケージを開発したという。

Pythonプログラミングの動画教材画面

学習パッケージの内容は以下の通り。

  • データ分析のためのPython講座の動画教材(動画の時間:90分/回×15回=約22時間)(生徒自身のワーク時間を考慮し、2~3倍の授業時間を想定)
  • 演習課題、解説、必要素材一式
  • デジタルハリウッドと教育連携している旨の広報的活用、生徒募集活動への応用
  • デジタルハリウッド大学/大学院などの専門人材の派遣[オプション・要追加費用]
  • 他分野の動画教材(Webサイト制作、グラフィックデザイン、動画制作など)[オプション・要追加費用]

同パッケージでは、主にPythonプログラミングを取り上げ、制御構造とデータ構造、基本アルゴリズムの基礎を学び、プログラミング思考を身に付けるとともに、データ処理のためのツールとして統計処理とテキストマイニングの入門的なプログラムも扱う。

主な学習内容

なお、動画教材サンプルが用意されているので、導入検討時は問い合わせされたい。