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デジタルハリウッドとLITALICOワンダー、小学3年生からの3DCGコースを7月開講

 デジタルハリウッド株式会社と株式会社LITALICOは共同でものづくり教室「LITALICOワンダー」に3DCGコースをオンライン形式で7月1日に開講する。対象は小学3年生から高校生まで。受講期間は12カ月間で講座は全48回。受講料は月額2万7500円。

 このコースではデジタルハリウッドのデジタルコンテンツ制作の専門教育と、LITALICOワンダーが持つ「子どもの個性に合わせて得意を伸ばす教育」の知見を合わせたものとなり本格的な内容ながら楽しく学べるカリキュラムを提供するという。

 使用するツールは無料で利用できる3DCGアニメーションソフトのBlenderを使用、アニメ風キャラクターやリアリティのある造形物などを興味に合わせた多様な作品を作ることができるようになり、最終的に数分のオリジナルアニメーションが作れることを目指す。

制作イメージ

 コースでは、モデリングやリギングなどオブジェクト制作に関わる内容に加えて、シナリオの作り方、下絵制作、ライティングやカメラワークといった見せ方の技術、動きを制御するための物理演算やシミュレーションなど、デジタルハリウッドならではの専門的な内容が学習に盛り込まれている。それらをLITALICOワンダーの「つくりながら楽しく学ぶ」のフレームをもとに再設計したカリキュラムとした。

 実際のレッスンはLITALICOワンダーの講師1名に生徒が1名または2名の少人数でのオンライン形式となり、デジタルハリウッド講師陣による作品講評会やライブ授業の機会も定期的に用意するとしている。