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小中学生向けPython教材「トイプロ」を採用、エクシード

株式会社エクシードが、同社が運営するプログラミング教室「Tech for elementary」に、MARK株式会社が開発した小中学生向けPython学習サービス「トイプロ」を採用

株式会社エクシードは、同社が運営する子供向けプログラミング教室FC事業「Tech for elementary」で、MARK株式会社が開発した小中学生向けPython学習サービス「トイプロ」を教材として採用すると2025年2月17日に発表した。

Tech for elementaryは、Scratchなどのビジュアルプログラミングやテキストプログラミング、資格試験対策、情報Ⅰの対策講座など、幅広い教材を提供している。今回採用するトイプロにより、子供たちのプログラミング学習に新たな選択肢を提供する。

トイプロは、小中学生向けに設計された競技プログラミング形式の学習サービスだ。シンプルで親しみやすい問題設定と段階的な難易度調整により、初めてのプログラミング学習でも無理なく取り組めるのが特徴となっている。

四則演算を使ったPythonプログラミング

また、受講者が学習意欲を持続できるように、ポイントシステムやランキング機能を実装。プログラミングの学習過程をゲーム感覚で楽しみながら、実力を試すことができる。さらに、受講者が解答に行き詰まったときに適切なヒントや解説をAIが提示するため、自己解決能力の向上が期待できるという。

学習状況や獲得ポイントを一目で確認できるほか、「総合TOP10」や「都道府県TOP10」などのランキング機能を搭載

指導者向けには、組織管理機能や生徒追跡機能、解法確認機能などが充実しており、クラス単位での学習進ちょくの把握や個々の理解度に応じた指導が可能だ。

ユーザーの学習状況やアクティビティを確認できる

同社によると、小学生を対象としたテキストベースのプログラミング教材は少なく、学習の実践性や応用力を養うことが課題であったが、初学者向けの難易度設定と充実したサポート機能を備えるトイプロにより、子供たちが挫折せずに段階的にスキルを伸ばせる環境を提供できるとしている。