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フォートナイトの島づくりやRobloxのゲーム教材を提供
250カ所のプログラミングスクールに教材を展開、モンドリアン
2024年8月16日 09:30
株式会社オープンハウスグループのグループ会社である株式会社モンドリアンは、エデュテイメントを活用した新たな教材制作プランを発表した。同社は、このプランを通じて教育とエンターテインメントを融合させた学習体験を提供する。
同社が開発した教材は、ゲームメタバースの大手プラットフォーム「フォートナイト」のUEFN講座と「Roblox」のゲーム制作講座を基盤にしており、全国250カ所で展開されている株式会社エクシードのプログラミングスクール「Tech for elementary」で使用される予定となっている。
UEFN(Unreal Editor for Fortnite)とは、3Dモデルなどをインポートして自分でフォートナイトのゲーム(島)を作成できるツールである。
同教材は、基礎的なプログラミング技術からランダム性を持たせたゲームの制作方法、プラットフォームへのアップロード、人気ゲームの作成ノウハウなどを集約しており、生徒たちに大きな学びの機会を提供することが期待されている。
なお、同社が提供する教材制作プランには、企業や団体のニーズに合わせてカスタマイズが可能な「教材メタバースプラン」、現地への講師派遣を含む「フルパッケージプラン」など、学習効果を最大化するための選択肢が用意されている。
同社がこれまでに手がけた教材には、JAXA宇宙教育センターと共同企画し、Minecraft上に制作したLUNARCRAFT(ルナクラフト)がある。
また、茨城県の「いばらきeスポーツ産業創造プロジェクト」の一環として、「UEFN」を使用してゲーム制作を学べるクリエイティブ講座を実施している。
同社は、教育とエンターテインメントの組み合わせが学習の動機付けを高める効果があるとしている。今後も、エデュテイメントを活用したさまざまなプロジェクトと未来を見据えたプログラミング教育によって、新しい学びの時代を切り開くことを目指している。