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デジタネ、Robloxのゲームをつくれる「ロブクラッチ」を開発

ビジュアルプログラミング形式を採用したソフトウェア「ロブクラッチ」(開発中画面)

小中学生向けエンタメ型プログラミング教材「デジタネ」を運営するエデュケーショナル・デザイン株式会社は、Roblox(ロブロックス)上でゲームを作成できるソフトウェア「ロブクラッチ」を開発し、リリースする予定と発表した。

ロブクラッチは、Scratchに似たビジュアルプログラミング形式を採用し、簡単なドラッグ操作でコードを構成できるのが特徴だ。これによって、小中学生がタイピングや英語の知識がなくても簡単にゲームを作成できるように設計されている。

Robloxは、Z世代やα世代に人気の、何百万本もの没入感のあるバーチャル空間を提供しているプラットフォーム。全世界のデイリーアクティブユーザー数は8890万人を超えている(2024年11月時点)。近年、日本でも小中学生を中心に利用者が急増している。

デジタネでは数年前より「Roblox Studio(ロブロックススタジオ)」というRoblox用のオリジナルゲームを作成できるツールを活用したゲームプログラミングコースを提供してきた。しかし、小学生にとってはタイピングや英語に不安があるケースも多いことから、Scratch同様のビジュアルプログラミングを使った親しみやすいプログラミング環境として「ロブクラッチ」を開発した。

またゲームの例として、簡単な「迷路やアスレチックゲーム」や「シューティングゲーム」などが作成できるコンテンツを提供予定。操作に必要な説明もすべて日本語で提供される。

「デジタネ」のロブロックスコース

さらに、作成したゲームはRobloxに公開できるため、自作のゲームを友だちや家族に見せるなどして楽しめる。

デジタネでは、マインクラフトでプログラミングができる「マイクラッチ」を使ったコースが人気で、「ロブクラッチ」は「マイクラッチ」に続く目玉コンテンツになると考えているという。